「QWERTY」ライブ映像公開&インスト版リリース
初のベスト盤となるPapercutsをリリースしたLinkin Parkだが、同アルバムにレアトラックとして収録されている「QWERTY」のライブ映像が公開され、さらにインスト版も配信リリースされた。
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サマソニの映像とか日本人ファンを泣かせに来てないか…?
先日リリースとなったPapercutsに収録されている「QWERTY」のライブ映像が公開された。しかも日本でのサマソニのライブ映像である。他に映像が無かったのかもしれないが、日本人のファンとしては、それだけでも特別なことのようでグッと来るものがある。
以前の記事で「QWERTY」は”未発表曲”と書いてしまったのだが、2006年時点でライブで披露しているということは、シングルのB面なのか、あるいは初回盤ボーナストラックなのか、何らかの形でリリースされていた可能性はある。だがいかんせん18年も前の事ではあるし、確かなところはわからない…。
映像は2006年のものだが、2003年に名盤「METEORA」をリリースし、2007年に「Minutes to Midnight」をリリースする1年ほど前という時期に当たる。もちろん管理人のような赤の他人に本人たちのコンディションはわからないが、世界で評判はうなぎ登り、セールスも絶好調という状況で乗りに乗っている時ではないだろうか。映像からも心に余裕を持って、本当に心からライブかを楽しんでいるように見える。
そしてライブ映像であるが、盤石の安定感である。イントロのシャウトがライブでも完全再現出来ているあたりは、チェスターが本当に優れたボーカリストであることが伺える。マイク・シノダのラップもかつてのミクスチャーロックブームを代表して良いレベルである。ブームのときは本当に無数のミクスチャーバンドが生まれては消えていったが、録音でのクオリティはともかく、ライブとなるとちょっとアレなバンドが多かったものだ。その辺りからしてLinkin Parkは残るべくして残ったバンドと言えるだろう。
どうしたってこういった話題にならざるを得ないのだが、やはりこのような優れたアーティスト達の集まったバンドが、新たな創作活動をストップせざるを得ない状況になっているというのは非常に残念な事である。全てを決めるのはもちろん本人たちではあるが、また、どのような形であっても活動を再開して欲しいというのが1ファンとしての素直な気持ちである。