「Leave A Light On」のインスト版をリリース
2022年4月にリリースされたPapa Roachの最新アルバム「Ergo Trip」だが、同アルバムに収録されている「Leave A Light On」のインスト版が配信リリースされ、MVも公開された。
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インスト版と言うよりはオケ版
最新アルバム「Ergo Trip」のリリースからはだいぶ時間が経ったが、収録曲「Leave A Light On」の”Instrumental”版が配信リリースされ、MVも公開された。”Instrumental”と記載されているので、一般的なインスト版、つまり原曲からボーカルを抜いただけのバージョンかと思ったのだが、それとは全く別で、ピアノ(+オーケストラ)版という感じのものだった。
素人考えだとオケ版と言っても弾ける人を連れてきて、原曲の楽譜通りに弾いてもらえば”それっぽく”なりそうだと思ってしまう。しかしPapa Roachの記事ではしつこく書いているのだが、Papa Roachの楽曲の一番の魅力はそのメロディーだと思っている。そのメロディーの美しさがあってこそ、ピアノやオケ楽器で弾いても美しく仕上がるのだろう。
しかしこの楽曲の一番重要な点はそこではなく、(アメリカの)自殺予防を訴える楽曲になっているということだ。詳しくはYouTubeの概要欄を参照してほしいのだが、自身だけではなく、身近な人にもそのような兆候が見られた場合には相談することを訴えている。
Papa Roachはもはや人気ミクスチャーバンドという枠を飛び越えて、社会貢献的な活動も近年では増えているように思う。新型コロナウィルス問題の際には、ライブ等が開催できずに職を失った音楽関係者のためのチャリティーライブなども開催していた。(失礼だが)昔は悪ガキのような見た目をしていたバンドが、今はこのような活動をしているということに感動を覚えてしまう。もちろん日本人でもそういった活動をしているアーティストはたくさんいると思うのだが、やはりアメリカを中心とした欧米では顕著な気がする。こういったことをすると売名だの税金対策だの言い出す輩も必ず出てくると思うのだが、まずは自分がやってから言えという話である。管理人ももっと自分の生活に余裕があったらね…うん。そういった事が出来るくらいに稼ぐぞ!という目標も悪くないもしれない。
余談が長くなってしまったが、中学生の頃から20年超ファンでいるPapa Roachだが、楽曲も、そしてその活動も素晴らしいバンドだ。一生ついて行くよ。