初期衝動を彷彿とさせるアグレッシブな重低音!サンパウロの観客を狂喜させた渾身のライブパフォーマンス
世界的なロックバンド Linkin Park(リンキン・パーク)が、待望の再始動アルバム『From Zero』から話題沸騰のトラック「Two Faced」のライブパフォーマンス映像を公式YouTubeチャンネルにて公開した。
ブラジル・サンパウロ公演で収録された本作は、マイク・シノダによる「新曲を聴きたいか?」という呼びかけからスタート。超満員のスタジアムを埋め尽くした大観衆が一体となって巨大なサークルピットを作り上げる光景は、バンドが完全復活を遂げたことを象徴する圧巻の臨場感に満ち溢れている。
▶"💡新ボーカルとしてエミリー・アームストロング(Dead Sara)を迎え、ドラマーにコリン・ブリテンが加入した新体制のLinkin Park。ワールドツアー各地でアリーナ・スタジアムクラスを即完売させ、往年のファンから新規リスナーまでを巻き込んだ世界的な大現象を巻き起こしている。"
▼ Two Faced (Live) – Linkin Park
▼ From Zero (Deluxe Edition) – Amazon Music
▼ 「Two Faced」も収録されているアルバム「From Zero」!!
二面性と裏切りに苛まれる精神の叫び
曲名である「Two Faced(裏表のある者、裏切り者)」が物語る通り、楽曲の根底に流れるのは他者の欺瞞や二面性に翻弄され、限界まで追い詰められた人間の激しい怒りと葛藤だ。
英語歌詞の直接掲載は避けるが、描かれているのは自分を追い詰めた相手の不条理なルールや偽りの言葉に気付き、板挟みの絶望(Caught in the middle)から抜け出そうと抗う姿である。思考が掻き乱され「自分の声すら聴こえない」ほどの狂気へと追いやられながらも、最終的には偽善を拒絶し怒りを爆発させる精神的カタルシスが描かれている。
マイク・シノダのキレのある高速ラップから、エミリーによる裂けんばかりのスモーキーなスクリームへととなだれ込む展開は、抑圧された感情が一気に解放されるカタルシスを聴き手に与えてくれる。
スクラッチと歪んだ重厚リフが織りなす「クラシック・リンキン」の現代的進化
音響面での最大の魅力は、『Hybrid Theory』や『Meteora』期を強烈に想起させるMr. Hahnのスクラッチノイズと、重厚に歪んだニューメタル調のギターリフの完璧な融合だ。
新加入のエミリーが見せる圧巻のシャウトパフォーマンスは、バンドのアイデンティティである重厚なヘヴィネスを見事に継承しつつ、新章にふさわしいフレッシュでタフなエネルギーを注入している。特にブリッジ部分で響き渡る「叫ぶのをやめろ」という切迫した叫びは、ライブならではの生の臨場感も手伝って鳥肌ものの迫力を放つ。
過去の伝統をリスペクトしながらも新たな高みへと到達した「Two Faced」は、彼らがなぜロックシーンの頂点に君臨し続けるのかを改めて証明する歴史的一曲だ。






















