「Invaders Must Die」ライブ映像公開
The Prodigyが2023年8月にポルトガルの首都リスボンで行われた「Meo Kalorama Festival」から、「Invaders Must Die」のライブ映像を公開した。
▼The Prodigy – Invaders Must Die – Live in Lisbon
▼Invaders Must Die – Spotify
懐かしさと残念さと
管理人はThe Prodigyは3rd「The Fat of the Land」から入り、その後の4th「Always Outnumbered, Never Outgunned」以降はほぼリアルタイムで聴いてきたと思う。普段はメタルやメロコア系の記事ばかり書いているが、The Prodigyはジャンル的にかなり例外的に大好きなのである。キース・フリントが亡くなったのが2019年3月で、それ以降は特にプロディジーの動向を追うことはしなくなってしまった。フロントマン、もちろんリアム・ハウレット、マキシムという他のメンバーはいあるわけだが、まさにバンドの顔であったキース・フリントの亡き後、正直プロディジーがどうなるかわからなかったからである。
だが今回公開された「Invaders Must Die」のライブ映像を観て、聴いて完全に考えを改めた。プロディジーは今でもプロディジーだった。ただただ全力で暴れられる楽曲を届け続けてくれていた。そう書くとキースがいても、いなくてもと捉えられそうだが、もちろんキースがバンドにおいて重要な役割を担っていたのは確かである。だが、現在のメンバー(ライブではサポートメンバーも参加しているかもしれない)でもプロディジーの「激烈」な楽曲・演奏は変わらずだった。
プロディジーファンにわざわざ言うことではないかもしれないが、Spotifyなどの配信サービスでは新曲も複数リリースされている。新作アルバムとなるとちょっとわからないが、キース不在となった後も楽曲制作を続けてくれているのだ。簡単に離れてしまったことを猛省しつつ、新曲を今一度聴き直していこうと思う。
