「Banksy」のMV公開
9/12にニューアルバム「Weirdo」をリリースしたThe Rasmusだが、同アルバムに収録されている「Banksy」のMVが公開された。「Weirdo」はスタジオアルバムとしては2022年9月にリリースされた「Rise」以来3年ぶりの新作で、所属レーベルがBetter Noise Musicへと移っている。
▼ The Rasmus – Banksy (Official Music Video)
▼ Weirdo – Spotify
シンプル&ポップ
9/12リリースのニューアルバム「Weirdo」から「Banksy」のMVが公開となった。おそらく一番気になるのは曲自体よりも曲名だろう。MVのサムネや映像の加工を見ても、明らかににあのアーティストのバンクシーである。歌詞の中にもバンクシーは出てきていて、バンクシーや作品に対してどうこうというわけでは無く、色々な事を「バンクシーの落書きのよう」と例えるような歌詞になっている(”落書き”と呼んでい良いのかどうかは管理人はわからない…)。MVの概要欄に歌詞全文が記載されているので、気になる人は読んでみて欲しい。
「Banksy」は全10曲が収録されている「Weirdo」の中で2:09と一番短い曲になっている。そして上の見出しにも書いたように、一番シンプルな曲構成で、ポップ・パンクと言えるくらいにキャッチーだ。10曲中の6曲目なので、ちょうどアルバムの中休み的な意味でライトな曲を持ってきたのかもしれない。
「Banksy」は上では”ポップ・パンクと言えるくらいに”と書いたが、ガレージロックのような雰囲気も個人的には感じた。The Rasmusの曲のイメージとしては、テクニック重視ではなく、メロディの美しさやダークな世界観・雰囲気がウリだと思っている。そのダークな世界観・雰囲気とは正反対…とは言い切れない気はするものの、それでも全体的な雰囲気としてはアルバム中でも異色と言えるような雰囲気だ。
そしてこの曲だけではないが2022年にEmilia “Emppu” Suhonenが加入し、ギタリストとしてだけではなく、コーラスやバッキング・ボーカルとしても参加していることで、The Rasmusの曲の雰囲気が良い意味で変わっていると思う。他のアーティストでもコラボ楽曲などでよくあることだが、男性もしくは女性ボーカルだけのバンドに、異性のボーカルが加わると全く雰囲気が変わってくる。まあ当たり前の事ではあるんのだが、Emilia “Emppu” SuhonenのボーカルはThe Rasmusの雰囲気によく合っていて好きである。






