「Break These Chains」先行リリース&MV公開
9/12にニューアルバム「Weirdo」をリリースするThe Rasmusだが、同アルバムに収録される「Break These Chains」が先行配信リリースされ、MVも公開された。この楽曲には、フィンランド出身のメタルバンドBlind ChannelのボーカリストであるNiko Vilhelmがゲスト参加している。
▼ The Rasmus feat. Niko Vilhelm of Blind Channel – Break These Chains (Official Music Video)
▼ Break These Chains – Spotify
サビのメロが秀逸
すでに発表されていたのかもしれないが、9/12にニューアルバム「Weirdo」をリリースすることが決定した。2022年9月にリリースされた「Rise」以来約3年ぶり、通算10作目のスタジオアルバムとなる。管理人が聴き始めたのは2004年7月リリースの5th「Dead Letters」からで、当時渋谷AXで行われた来日公演を観に行ったのは良い思い出である。…というわけで、その「Weirdo」から「Break These Chains」が先行配信リリースとなった。どうアルバムからは、すでに「Rest In Pieces」と「Creatures of Chaos」の2曲も先行リリースされている。
そしてタイトルにもあるように、「Dead Letters」にはBlind ChannelのボーカリストであるNiko Vilhelmがゲスト参加している。Blind Channelのことは今回まで知らなかったのだが、YouTubeの公式チャンネルで「EVERYBODY」のMVを見てみたところ、そこまでゴリゴリのメタルという感じではなかった(1曲だけで判断するのもアレだが)。むしろThe Rasumusと音楽性的には似ているような気がする。だからコラボしたんだろ、と言われればそうなのだが、オルタナティヴ〜ニューメタルくらいの感じとでも表現すれば良いだろうか。
「Break These Chains」だけが特別というわけでもないが、1サビ前までは特に静かに進行する曲調である。バンドサウンドはほとんど入らず、シンセなどがメインである。そしてサビで一気に楽器隊が合流するという対比がたまらない。全体的にスローテンポで、特にメロディやボーカルを聴かせるタイプの楽曲だと思う。上にも書いたが、特にサビの歌メロが極上である。突然別のバンドを出してアレだが、Papa Roachの楽曲然り、管理人は音楽を聴く上でサビの歌メロを非常に重要視しているのだ。その中でも「Break These Chains」はA+くらいの自己評価である。
Niko Vilhelmとのコラボに関しては、かなり主張は控えめだと思う。せっかくコラボするのであれば、もっとお互いの特徴を押し出したほうが面白いと思うのだが、まあそこは好みの問題だろう。というかそもそも上にも書いたように、2つのバンドがかなり似ているがために、コラボをしてもそこまで大きな違いが出ないというのもあるかもしれない。…と書いているが、別にコラボに反対なわけではなく、むしろコラボは楽しいからどんどんやれ派である。一応誤解のないように。