新曲「Creatures of Chaos」配信リリース&MV公開
The Rasmusが新曲「Creatures of Chaos」を配信リリースし、MVも公開された。新曲リリースとしては、昨年11月にリリースした「Rest in Pieces」以来、約5ヶ月ぶりとなる。
▼ The Rasmus – Creatures of Chaos (Official Music Video)
▼ Creatures of Chaos – Spotify
メロディックなゴシック的な
新曲「Creatures of Chaos」が配信リリースとなった。かなりスローテンポではあるものの、新曲がリリースされていることから、管理人個人的には、今年中に新作アルバムがリリースされるのではないかと勝手に想像している。現状での最新作「Rise」がリリースされたのが2022年9月なので、それから2年半〜3年で新作がリリースされるとすれば、割と順当と言えるだろう。
想像の話はさておき、The Rasmusは1994年結成、スタジオアルバムは10作リリースしており、途中で5年間の活動休止期間を挟んでいるとはいえ、かなり古株と言えるバンドである。が、ジャンル的には何と表現して良いのかよくわからない。以前の記事でも書いた気がするが、管理人が聴き始めたのは5thアルバム「Dead Letters」の頃で、今はなき渋谷AXにライブを見に行った覚えがある。その時からジャンルはわからなけど曲は好きだからライブに行く、という感じだった。
Wikiにも書いてあるのだが、強いて言えば「哀愁を帯びたゴシック・ロック」という感じだろうか。と言うか、むしろそれ以外に表現する言葉が思いつかない。今回リリースされた「Creatures of Chaos」も、A、Bメロはすごくシンプルなリズムと演奏で、ソレに合わせている歌メロも必然的にシンプルだ。しかしサビはそれとは対象的に、まさに「哀愁を帯びた」歌メロが展開される。メタルにおける、いわゆる「クサメロ」まで行きすぎてはおらず、「哀愁」としか言いようが無い。そしてそのメロディセンスはどの楽曲においても一級品だと思う。
演奏もハードだが、ハード過ぎない。そしてどこか切ない美歌メロが好きであればハマるのがThe Rasmusというバンドだろう。これは完全に個人的な考えなのだが、The Rasmusというバンドだけにドハマリする人は殆どいないのではないだろうか。「適度なハードサウンドと美メロ」という音楽が好きな人がThe Rasmusも好きになるという感じだと思う。しかしたぶんこれから先も時々引っ張り出して聴きたくなる、そんな不思議な魅力を持ったバンドだと思う。