表題曲「Weirdo」のMV公開
9/12にニューアルバム「Weirdo」がリリースとなったThe Rasmusだが、同アルバムの表題曲となる「Weirdo」のMVが公開となった。楽曲タイトルにも記載されているが、「Weirdo」にはThe Funeral PortraitのリードボーカルであるLee Jenningsがゲスト参加している。
▼ The Rasmus feat. Lee Jennings – Weirdo (Official Music Video)
▼ Weirdo – Spotify
サビの歌メロが至高かつ全て
ついにリリースとなったニューアルバム「Weirdo」から、その表題曲となる「Weirdo」のMVが公開となった。リリース日当日に公開となったわけだが、実はThe Funeral PortraitのLee Jenningsが参加していることも同時にわかるというサプライズ付きである。先行リリースされた「Break These Chains」にはBlind ChannelのボーカリストであるNiko Vilhelmが参加していたように、今回のアルバムにはThe Rasmusとしては(おそらく)珍しく他アーティストのコラボ楽曲が多めである。
「Weirdo」は2022年リリースの「Rise」から約3年ぶり、通算11作目のスタジオアルバムとなる。管理人がThe Rasmusを聴き始めたのは、2003年リリースの「Dead Letters」からだが、それにしてもずいぶんと長く追ってきたバンドの一つだと思う。さすがに当時から入れ替わってしまったメンバーもいるが、Lauri Ylönenの突き抜けるようなボーカルは唯一無二だと思う。
まだ発売当日ということもあって管理人もしっかりと聴けていないのだが、少なくとも「Weirdo」も、そしてこれまでに先行リリースされてきた曲に関しても、歌メロの素晴らしさは一級品である。そのように書くと歌メロ以外は凡庸なのかと言われそうだが、もちろん演奏、A, Bメロのメロディ全てが素晴らしいという大前提はある。そして繰り返しになるが「Weirdo」にはThe Funeral PortraitのLee Jenningsがボーカルとしてゲスト参加している。The Rasmusが今回からBetter Noise Music所属となり、同レーベル所属という縁もあってコラボしたのだとは思うが、The Funeral Portraitという選択は絶妙なように感じる。
基本的にはA, Bメロを交代で歌う、そしてサビは一緒に歌いというシンプルなコラボではある。しかし声質の違いと言うべきか、Lauri Ylönenの透明感のある声と、Lee Jenningsの微妙にしゃがれ成分の含まれる声が良い感じに差別化されており、曲にも変化、そして面白さをプラスしているように感じる。コラボ楽曲系の記事では毎回書いているが、コラボではそのアーティストだけでは普段実現しないような音楽性を持った楽曲が生まれるので非常に面白いと思うのだ。「Weirdo」を聴いて、改めて自分の考え方は間違っていなかったと確信した。