新曲「EVEN IF IT KILLS ME」リリース&リリックビデオ公開
Papa Roachが実に3年ぶりとなる新曲「EVEN IF IT KILLS ME」を配信リリースし、リリックビデオも公開された。
▼ Papa Roach – EVEN IF IT KILLS ME (Official Lyric Video)
▼ EVEN IF IT KILLS ME – Spotify
もちろん良い意味で変わらない
3年ぶりとなる新曲「EVEN IF IT KILLS ME」が配信リリースとなった。正直、個人的にはそんなに経っている感じは全くしないのだが、上に貼ったようにXのポストで本人が言っているのだから間違いないのだろう。最新アルバム「Ego Trip」のリリースが2022年月なので、それ以来の新曲リリースということであれば、たしかに(ほぼ)3年ぶりということになる。
「EVEN IF IT KILLS ME」について結論から書くと、もちろん良い意味で何も変わらない。本当にいつものPapa Roachだ。まあこの3年の間に何か活動や私生活でトラブルがあったとかでは無いだろうし楽曲の雰囲気が変わる理由も特に無いのだが…。
ミクスチャーロックの大御所として、イントロのヒップホップ要素、ラップ、ヘヴィなリフという要点はしっかり抑えている。管理人はジャコビー・シャディックスの歌声が昔から好きなのだが、全く衰えを感じさせない高音を混じえた素晴らしいものになっている。そして以前の記事でも書いた気がするが、Papa Roachの一番の魅力はそのメロディーセンスだと思っている。控えめに言って厳ついオジサン達なのだが、どの曲でもサビの何処か物悲しげなメロディーは一級品だと思う。A〜Bメロはヘヴィ、そしてサビは美メロという昨今とても流行っている楽曲構成は、Papa Roachが始めたのではないかと思うくらいだ(きっと違うが)。
そしてさらに彼らの楽曲の魅力を語るなら、そのシンプルさだろう。ボーカル・ギター・ベース・ドラムという最小構成ではあるものの、レコーディングでもライブでも、音をもっと重ねようと思えば出来るはずだ。しかし彼らの音楽において演奏はあくまでもシンプルである。それによって美メロがさらに引き立っている感じがする。本当にべた褒めしかしていないが、それくらい彼らの楽曲に惚れ込んでいるのだ。