新曲「EVEN IF IT KILLS ME」配信リリース&MV公開
Papa Roachが約3年ぶりの新曲「EVEN IF IT KILLS ME」を1月にリリースしたが、今回はそのMVが公開された。
▼ Papa Roach – EVEN IF IT KILLS ME (Official Music Video)
▼ EVEN IF IT KILLS ME – Spotify
映像が付いて印象が変わる
最新アルバム「Ego Trip」をリリースして以降、完全新曲のリリースとしては実に3年ぶりとなる「EVEN IF IT KILLS ME」だが、そのリリースから1ヶ月遅れでMVが公開となった。管理人は映像関係には明るくないので、またもや楽曲について書くしか無いのだが、VFXなどかなりお金のかかっていそうなMVである。
未だにちょくちょく「Ego Trip」を聴いているので、すでに3年以上の月日が経っているとは信じられないのだが、どうやら本当らしい。そしておそらくは次に向けての新曲「EVEN IF IT KILLS ME」がリリースとなった。100%良い意味でなのだが、これまでのPapa Roachの楽曲と何一つ変わっていない。
Papa Roachや所属するbnmの他のアーティストに共通しているのは、ヘヴィながらも、少なくともサビだけはクリーンかつ美メロで耳馴染みが良いということだと思っている。それは「EVEN IF IT KILLS ME」でも一貫して守られている(守るという意思があるのかはわからないが…)。イントロのラップや一部でシャウトもあるが、サビは完全にクリーンである。そして相変わらずの美メロだ。20年以上活動を続け、コンスタントにアルバムをリリースしているにも関わらず、一体どれだけメロディの引き出しを持っているのだろうか…。
2:25辺りからのシンプルかつヘヴィなリフもPapa Roachらしさと言うか、2000年代のミクスチャーロックやモダンヘヴィネスを思い起こさせる。別にメタルのように超絶テクニックなわけではない。それでもこれだけ聴いていて熱くなれるのだ。(テクニック的な意味で)上手ければ上手いほど良い、というわけではないのも音楽の面白いところである。
そしてもう何度も書いている気がするのだが、ジャコビー・シャディックスのボーカルの衰えなさは、もはや異常である。それは管理人が中学生の頃に初めて「Infest」を聴いた時から何も変わっていない。papa Roachに関してはそのメロディーセンスと、ジャコビー・シャディックスの声に惚れ込んでいるので、変わらないのは非常に嬉しいのだが。