「Prayer of the Refugee」のライブ映像を公開
Rise AgainstがNowhere Sessions Liveと銘打たれた一連のライブ映像の中から、「Prayer of the Refugee」のライブ映像を公開した。
Nowhere Sessions Liveがどういったものなのか未だによくわからないのだが、これまで公開されてきたライブ映像はアンプラグドがメインだったのに対し、今回は完全なバンド編成のライブ映像となっている。
そして”Nowhere Sessions”という名称から、2021年にリリースしたアルバム「Nowhere Generation」に関連したものだと思っていたのだが、今回公開された「Prayer of the Refugee」は2006年リリースの「The Sufferer & the Witness」に収録されている楽曲である…ますますよくわからない…が、その時期の屈指の名曲なので全て良しとしよう。
▼Rise Against – Prayer of the Refugee (Nowhere Sessions Live)
▼The Sufferer & the Witness – Spotify
Rise Againstの中でも5本の指に入る名曲(と思っている)
Rise Againstは一応メロコアに分類されるバンドだろう。そして結成から20年以上経つ古株ということもあってか、最近の楽曲は大人感・落ち着き感が出て、メロコアとは少し離れ気味であると感じている。まあ繰り返すが20年以上活動しいるのだし、多少曲調が変わったとしても、それはそうだろうという感じではある。しかしやはり初期の頃のメロコア全開感に比べると、少し物足りなさを感じてしまうのもまた事実だ。リスナーというのは我儘なものである。
で、この「Prayer of the Refugee」が収録されているアルバム「The Sufferer & the Witness」は2006年リリースなので、結成から約6~7年くらい。一番勢いに載っている頃かもしれない。メロコア感全開、勢い全開、でも哀愁漂うメロディーという、メロコアに求めるもの、Rise Againstに求めるものが全て詰まっている名曲だと思っている。実際に世間的にも人気があるようで、Spotifyでは同アルバムの他の曲に比べて、再生回数が一桁多いくらいなのだ。
結局昔のをたくさん聴いちゃうよね
一応お断りしておくと、管理人はRise Againstが大好きだ。インディーズ時代にリリースされたものなどがあったらアレだが、少なくともメジャーでリリースされているアルバムは全てCDとLPの両方で所有しているくらいに好きなあのだ。(LPのBOXセットは高すぎて泣いた。)
その上で言わせてもらうと、やはりどうしても初期~中期のアルバムを中心に聴いてしまう。具体的には「The Unraveling」から「Endgame」あたりだ。「Wolves」や「Nowhere Generation」ももちろん悪くないのだが、そもそも管理人はメロコアど真ん中世代なのである。そうすると古めのアルバムを聴いてしまうのも仕方無しと言えるのではないだろうか。
それとこれも個人的な感覚だが、日本ではあまりRise Againstは注目されていない気がする。一応音楽ニュースサイトに載ったりはしているが、ファンの声を聴いたことはあまり無い。というか無い。
どの辺が問題なんですかね…ティム・マキルラスのかすれ気味の大人の声があまり受け入れないのか…?管理人はそこが好きなんだけど。とはいえコンスタントにアルバムをリリースしているということは、それなりに売上があるということだと思うので、これからも聴き続けて行きたい。本当に人気無かったらレーベルに切られてるもんね。
