「Mother Betrayal」先行リリース&MV公開
5月5日に、スタジオアルバムとしては2018年リリースの「Extinction(s)」以来となる「The Wretched; The Ruinous」をリリース予定のUNEARTHだが、同アルバムに収録される「Mother Betrayal」が先行配信リリースされ、同時にMVも公開された。
▼UNEARTH – Mother Betrayal (OFFICIAL VIDEO)
▼Mother Betrayal – Spotify
変わらずのUNEARTH
メタルコアと一口に言っても色々と細かな違いはあると思うのだが、この「Mother Betrayal」は紛れもなくUNEARTHのメタルコアである。特徴的なところでは、余韻が無く歯切れのよいギターのミュートリフだろうか。本曲ではそれに同じく歯切れのよいツーバスも特徴的に加わっている。
イントロ部分ではどこかゴシック的な雰囲気を纏っている曲であるが(MVのイメージもあるかもしれない。念のため言っておくと内容的には結構エグい)、すぐに0:50あたりから怒涛の展開に突入する。多くのUNEARTHファンが好きなのはこの高速展開部分だろう。今更言うことでもないが、今回は特にドラマーのNick Pierceのテクニックが光っている気がする。
そして1:40辺りから重ねられている高音のギターのメロディーはUNEARTHがよく使うやつである。たぶん突然この曲を効かされても、このメロディーを聴けばUNEARTHであるとわかる自身がある。
惜しむらくは、初期の頃の楽曲によくあったドラマチックな転調が無いというところだろうか。まあ最近の曲ではほとんど聴かれないため、これも今更といった感じではあるのだが…。後半に向けて1回、2回と転調が入り曲の雰囲気が変わる、そして最高に盛り上がったところで元に戻るという展開に当時は震えるほどのかっこよさを感じた。
アメリカのバンドとしては珍しさのあるUNEARTH
以前の記事で同じメタルコアバンドであるINSOMNIUMを取り上げており、その中で北欧メタルのメロディアスさについて書いた。良ければそちらもご覧いただきたいのだが、UNEARTHはアメリカのバントとしてはかなりメロディー、簡単に言ってしまえば”臭メロ”を使用した楽曲を作っている方だと思う。
アメリカのバンドというと、どうしても勢い+とんでもなく重たいリフというイメージがあるのだが(偏見を含む)、UNEARTHの楽曲は上に書いた転調なども含めて、ドラマチック・メロディアスな要素が多いと思う。別にどちらか良いという話ではなくて両方良いのだが、冗談抜きで最初は北欧出身のバンドだと思っていたくらいだ。wiki情報ではあるのだが、Soilwork、In Flames、Slayer辺りから影響を受けている問事なので、さもありなんという感じではある。
で、「Mother Betrayal」だが、かなら初期の頃のテイストが感じられる気がする。別に原点回帰などを謳っているわけではないし、アルバム全体としてどのようになるのかは全くわからない。しかし先行リリースされている楽曲を聴いている限りでは、今作も期待できそうである。
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