「Colourfast」、「Halo」のライブ映像公開
8月に15年ぶりとなるアルバム「Inertia」をリリースしたPendulumだが、同アルバムに収録されている「Colourfast」と「Halo」のライブ映像が公開された。ライブ映像はいずれもイギリス ロンドン北西部にあるミルトン・キーンズ(ミルトン・ケインズ)で8/9に行われたものとのことだ。
▼ Pendulum – Colourfast (Live At Milton Keynes)
▼ Pendulum – Halo (Live At Milton Keynes)
▼ Inertia – Spotify
夜+屋外で映える
15年ぶりの超・超・超待望のニューアルバム「Inertia」から「Colourfast」、「Halo」のライブ映像が公開となった。上にも書いたようにイギリスで8/9に行われたライブ(というかフェス?)での模様を映像に収めたものだ。他のネタを優先したために2曲合わせて1記事にせざるを得なかったのだが、いずれもアルバムリリース前に先行リリースされていた曲なので、すでに聴きまくっていて新鮮味は無いかもしれないが、超良曲であることに変わりはないだろう。
2曲の内、「Colourfast」の方はよりエレクトロニカ色の強い楽曲だと言えるだろう。バンドサウンドではあるものの、シンセなどの電子音の方が圧倒的に目立つ。ある意味ではこちらの方がPendulumらしいとも言えるかもしれない。音数的に考えて、ライブでは生音ではなく音源を流しているパートも多分だが多いと思う。しかしそれを批判するのは野暮というものだろう。個人的な考えだが、全体としてライブ演奏の完成度は非常に高いし、曲自体も素晴らしいのだからそれでも何ら問題ないと思う。
そしてもう一曲の「Halo」だ。リリースされた時は目と耳を疑ったが、Bullet for My ValentineのMatthew “Matt” Tuckがボーカルとしてゲスト参加しているのだ。一体どういう経緯や関係性でそうなったのか全くわからないのだが、エレクトロニカ+ロック+メタルコアという、なかなか想像すらしないような楽曲になっているし、そしてさらには綺麗にまとまっている。
▼ Pendulum, Bullet For My Valentine – Halo
これまでにもPendulumは公式YouTubeチャンネルでライブ映像を多数公開しているが、そのほとんどが屋外で行われているものだ。それが意図したものかどうかはわからないが、やはり曲調的にはスカーンと空の抜けた屋外で聴くのが最高に気持ちいいだろう。そおして日がだいぶ傾いた夕暮れ時であれば雰囲気的には最高だ。普段はCDやレコード等の音源ばかりでライブには行かない派になってしまった管理人だが、このライブ映像を見せられたら行きたくなるに決まっている。