新曲「Relative」リリース&MV公開
カナダ出身のオルタナティヴ・ロックバンドSecond Harbourが新曲「Relative」を配信リリースし、MVも公開された。スタジオアルバムのリリースはまだ無く、今年12/12にデビューEP「Coalesce」をリリース予定となっている。
▼ Second Harbour – Relative (OFFICIAL MUSIC VIDEO)
▼ Relative – Spotify
かき鳴らすのって良いよね
Second Harbourの新曲「Relative」が配信リリースとなった。…と書いても、この記事を書いている時点ではまだまだ知っている人は少ないのではないだろうか。上にも書いたように、約2ヶ月後の12/12にデビューEP「Coalesce」をリリース予定というくらいに新しいバンドである。ではなぜ管理人が目をつけたかと言うと、このブログではもうお馴染みのSharpTone Records所属だからである。
バンドについて詳しく加工にも情報が少なすぎる。カナダ出身、3ピース、ジャンルとしては一応オルタナティヴ・ロックというくらいだ。おそらくレーベルの公式ページが一番詳しいと思うので、そのまま引用・翻訳しよう。
Second Harbour serve up urgent, undeniable, and unshakable post-hardcore anthems that remind you to unapologetically live without looking back and be grateful for every breath.
Comprised of brothers Xavier and Vincent Morency and John Muggianu, the trio channel this energy on their 2025 debut EP, Coalesce. They strike a balance between basement-born D.I.Y. ferocity and elevated songcraft honed by a series of independent releases and countless shows.
セカンド・ハーバーは、振り返ることなく臆することなく生き、一呼吸ごとに感謝せよと訴えかける、切迫感に満ちた揺るぎないポストハードコアのアンセムを届ける。
SharpTone Records – Second Harbour
兄弟であるザビエル・モレンシー、ヴァンサン・モレンシー、そしてジョン・ムッジャヌからなるトリオは、2025年のデビューEP『Coalesce』でこのエネルギーを表現している。地下室で生まれたDIYの荒々しさと、数々の自主制作リリースと無数のライブで磨かれた洗練された楽曲制作のバランスを見事に取っている。
ふむ、なんのこっちゃ…?である。
ポエミィな紹介文は置いておいて、「Relative」を聴いてみればどういったバンドかがわかるだろう。オルタナティヴ・ロックと言っても幅が広すぎて説明していないのと同義な感じがするが、かき鳴らすハード系のタイプだ。例えて言うとなんだろうか…THE SUBWAYS等が好きな人には刺さるのではないだろうか。かくいう管理人もその一人である。
個人的に昔から3ピースバンドという必要最小限の構成、「引き算の美学」のようなものにかっこよさを感じていて、若かりし頃は自分でも3ピースバンドののマネごとをしていたくらいだ。ギターがレスポールではなく(見た目は)テレキャスターのようなものを使っていて、ほとよく歪んだ乾いた音が心地良い。
楽曲は後半に行くほどエモーショナルになっていき、ボーカルの声質も相まってかエモ系に近いとも言えるかもしれない。まあ細かいジャンルの定義なんて本当はどうでも良くて、3ピースならではのギター・ベース・ドラムスそれぞれが主役となり音楽を形作っているのをただ楽しめば良いと思う。






