新曲「Rest in Pieces」をリリース&リリックビデオ公開
フィンランドのロックバンドThe Rasmusが新曲「Rest in Pieces」を配信リリースし、リリックビデオも公開された。
▼ The Rasmus – Rest in Pieces (Lyric Video) | New Single 2024
▼ Rest in Pieces – Spotify
個人的に懐かしすぎ
The Rasmusの新曲「Rest in Pieces」が配信リリースとなった。リリックビデオのタイトルにもある通り、今年初の新曲リリースらしい。管理人個人的には大学生の頃に2004年リリースの「Dead Letters」あたりを聴いており、今はなきSHIBUYA-AXでのライブを観に行った記憶もある…というくらいには好きだったはずなのだが、追いかけるバンドが多すぎて、いつの間にか忘却の彼方になってしまっていた。そして今回新曲リリースをたまたま目にし、曲も非常に良かったので記事にすることにしたわけだ。というかいつの間にかbnm所属になっていたのか…。
記事を書くにあたって調べてみたところ、2022年にギタリストが脱退しているものの、基本的には大きく変わらぬメンバーで活動を続けているようだ。最新アルバムとしては2022年にリリースした「Rise」ということになる。
そして肝心の楽曲の方だ。普段はメタル方面のバンドを取り上げることが多い本ブログだが、The Rasmusはメタルではない。Wikiにはオルタナティヴ・ロックと記載されてはいるが、もう少しニューメタル寄りだと個人的には感じている。今回リリースされた「Rest in Pieces」だが、まず今年初の新曲で曲名がいわゆる”R.I.P”なのはなかなかのものである。イントロ後から40秒手前までは比較的静かめな進行である。そして入るギターフレーズが堪らない。別にテクニカルとかそういうものでは全く無いのだが、逆にシンプルながらもキラリと光る、まさに小粒でもピリリと辛い山椒のようなフレーズが大好物である。
そして演奏というよりはミックスの話かもしれないが、全体的にバスドラムとベースという低音部分が強調された楽曲になっている。これもリズム隊が好きな管理人に非常によく刺さる。そういった部分のリフが結構重めなため、上にも書いたようにニューメタル寄りだと感じているわけだ。そしてヘヴィなリフと対を成すような高音でメロディアスなサビもマッチ具合が非常に良い。
忘却の彼方に行ってしまっていたバンドではあるものの、今回「Rest in Pieces」を聴いてみてかなりの衝撃だった。自分が昔好きだっただけのことはあって、15年以上が経った今でもよく刺さる。前作から2年が経つため、そろそろ新作の制作に取り掛かっていたりするのかもしれないが、ぜひともまたThe Rasmusを聴かなければという気持ちになった。