「Detonate」先行リリース&MV公開
来年1/10にニューアルバム「March Of The Unheard」をリリースするThe Halo Effectだが、同アルバムに収録される「Detonate」が先行配信リリースされ、MVも公開された。
▼The Halo Effect – Detonate – OFFICIAL MUSIC VIDEO
▼Detonate – Spotify
これだよこれなメロデス
リリースはまだしばらく先だが、ニューアルバム「March Of The Unheard」から「Detonate」が配信リリースされた。前作「Days of the Lost」が2022年8月リリースなので、約2年版ぶりという順当なスパンでの新作リリースということになる。
今回リリースされた「Detonate」だが、メロデスでは多少アップテンポという感じだろうか。イントロメロディアスな展開が堪らない。「Detonate」の特徴的なところは、そのフレーズを2本のギターでオクターブ違いで重ねている所だろうか。これはこれで超絶ギターソロ等とは違った”わかりやすい良さ”のようなものがある。と言うか、イントロとかAメロとかサビとか分けて論じる必要も無いかもしれない。とにかく最初から最後まで、これでもかというくらいに美メロを畳み掛けてくる。またその美メロをシンセ等ではなくギターで全て賄っているという良さは、男気とでも言ったら良いのだろうか…。
この記事を読んでいる人には説明不要だと思うが、The Halo Effectは元In Flamesのメンバーで固められている。そしてすでにIn FlamesよりもThe Halo Effectの方がずっとメロデスバンドになっていると感じている。別に管理人はIn Flamesが嫌いなわけではない。当然アルバムは全部持っているし、広辞苑よりも巨大で重たいLPのボックスセットも買ったくらいのファンである。しかし最近のIn Flamesは少しメロデスから離れている感が否めないと感じている。そのバンドを脱退したメンバーが、今ではより高純度なメロデスをやっているというのは、皮肉と言うのか何と言うべきか…。
自分で書いておいてアレだが、よそとの比較はやめよう。The Halo Effectはメロデス界の重鎮たちが、今再び原点に戻って良質なメロデスを届けてくれているという事実だけで十分だ。