「Not Yet Broken」のビジュアライザー公開
1/10にニューアルバム「March Of The Unheard」をリリースしたTHE HALO EFFECTだが、同アルバムの日本盤ボーナストラックとして収録されている「Not Yet Broken」のビジュアライザーが公開された。文字通り日本盤以外のCDやストリーミングサービスでは聴くことができないため、YouTubeでビジュアライザーという形で聴けるようになったのはファンにとって嬉しいことだろう。
▼ THE HALO EFFECT – Not Yet Broken (OFFICIAL VISUALIZER)
▼ March Of The Unheard – Spotify
これが本編から漏れるという衝撃
最新アルバム「March Of The Unheard」から、日本盤ボーナストラックとして収録されている「Not Yet Broken」のビジュアライザーが公開となった。ビジュアライザーとは言ってもほぼジャケット画像の一枚絵なので、主目的は日本盤が買えない海外の人にもこの楽曲を届けたいということではないかと勝手に想像している。ちなみに日本盤にはボーナストラックとして、この他にも「The Defiant One」、「Become Surrender」の計3曲が収録されている。
「日本盤のみボーナストラック◯曲収録」というのは大昔からあるが、”本当に”日本盤にしか収録されていないと知ったのはだいぶ大人になってからだった。「とか言いつつ他の国でも収録されていて、割高な国内盤を売りたいんでしょ?」と疑っていた嫌なガキだった管理人である。そのため海外の音楽ファンの中には日本旅行でレコード屋巡りがわりとポピュラーな目的の一つで、そういった人向けに行くべき店を紹介しているYouTubeチャンネル等も結構な数存在していたりする。
だいぶ本題から話がそれてしまったが、上の段落タイトルにも書いたように、「Not Yet Broken」がなぜアルバム本編の楽曲として収録されなかったのか不思議なくらいのクオリティかつ、完成度の高いThe メロデスといった感じの楽曲である。むしろ「直球過ぎて面白くない」という理由で外されたのではないかと思うくらいだ。バンドのメンバー的に引き合いに出すのを避けられないのだが、もしもIn Flamesがそのままメロデス路線を続けていたら、こういった楽曲を今でも産み出していたかもしれないと思ってしまう。いわばTHE HALO EFFECTは、違う世界線のIn Flamesのように感じている。
もちろんバントとしても色々な考え方があるだろうし、レコード会社の意向もあるだろう。そして別に今のIn Flamesだって全然好きである。しかしこうやってかつてのメンバーたちが、もしかしたら歩んでいたかもしれない道を別のバンドとして歩んでいるというのは、何と言うか面白くもあり、でもIn Flamesとして実現できなかったのかなとも思うし、複雑な気持ちにもなってしまう。