「Cruel Perception」先行リリース&MV公開
来年1/10にニューアルバム「March Of The Unheard」をリリースするTHE HALO EFFECTだが、同アルバムに収録される「Cruel Perception」が先行配信リリースされ、MVも公開された。スタジオアルバムとしては2022年にリリースされた「Days of the Lost」以来の2作目となる。
▼ THE HALO EFFECT – Cruel Perception (OFFICIAL MUSIC VIDEO)
▼ Cruel Perception – Spotify
ゆったりメロデス
2025/1/10リリースの2ndアルバム「March Of The Unheard」から「Cruel Perception」が先行配信リリースとなった。新曲リリースとしては10月にリリースされた「March Of The Unheard」以来、約1ヶ月半ぶりのリリースとなっている。アルバムリリースなんてまだ先の話だと思っていたのだが、いつの間にか約1ヶ月と迫っている。管理人が今最も新曲、新作アルバムを待っているバンドと言っても良いだろう。各メディアで散々書かれていると思うが、全員元In Flamesの元メンバーで、新しくメロデスバンドを組んだとなれば聴かない理由なんて微塵も無いのだ。
今回「Cruel Perception」リリースされたメロデスはある意味ではオーソドックスで耳馴染みが良い。悪く言えばヘヴィさが足りないと感じる人もいるかもしれない。たしかにメロディーも歌メロもボーカルもメロデスのそれだし、各所でツーバスドコドコである。しかしギターは割と控えめというか、メロディー部分に注力していて、ヘヴィなリフ等は特に含まれていない。メロデスの中のバラード的な感じと言うことも出来るかもしれない。
しかし何と言ってもメロディーは一級品だ。メロデスと言う言葉を改めて見直してみると、半分はメロである。そう、メロディーが素晴らしいのが持ち味だし、メロデスファンもヘヴィーながらも美しい、物悲しい、そんなメロディーに惹かれて好きになっているのではないだろうか。低音の弦を16分で刻むのだけがメタルではないということだ。
そしてボーカルのミカエル・スタンネは同じくボーカルを務めるCEMETERY SKYLINEのデビューアルバム「Nordic Gothic」を10月にリリースしたばかりである。リリース時期を考えると、2つのバンドのレコーディング時期は重なっていたのではないだろうか…。そしてDARK TRANQUILLITYとしての活動も当然あるわけだ。1989年にアーティストの開始し、35年経過した今でも精力的に、というか普通のアーティストよりも遥かに多くの仕事をこなしているのは頭が下がる思いだ。ともあれ過去には喉の不調も抱えていたようなので、くれぐれも体調には気を付けて今後も良曲を届けてほしいと思う。