「Collusion」MV公開
2/19にニューアルバム「This Consequence」をリリースしたKillswitch Engageだが、同アルバムに収録されている「Collusion」のMVが公開された。「This Consequence」はスタジオアルバムとしては、2019年にリリースされた「Atonement」以来、約5年半ぶりの新作となる。
▼ Killswitch Engage – Collusion
▼ This Consequence – Spotify
闘争の曲
上にも書いたように、約5年半ぶりの新作となる「This Consequence」から「Collusion」のMVが公開された。管理人が学生だった2006年頃に今はなき新木場のSTUDIO COASTでライブを観たのもあって、メタルコアバンドの中ではかなり思い入れのある方である。そのバンドが20年近く経った今でも、同じ音楽性のまま活動を続けてくれているだけでも感慨深いものがある。
活動歴は今年で26年目になるようだが、ベテランの技と言うべきか、「Collusion」は(も)まさにメタルコアのお手本のような楽曲だ。乾いた音の16分のリフが聴いていて本当に気持ちが良い。これはどちらかと言うとミックスやマスタリングの話かもしれないが、音に関してはヘヴィと言うほどヘヴィではない。むしろそれによって音をより鮮明に聴くことが出来るため、これはこれで良いと思う。スネアの音もメタル系バンドにしては軽目な方だと思うが、管理人個人的には大好きなスネアの音である。
ボーカルに関しては本当に一部だけデスボイスパートがあるが、基本的にはクリーンorシャウトという感じである。それに関してはメタルコア好きな人からするともしかしたら賛否が分かれるところかもしれない。しかしクリーンで歌われているサビのメロディは一級品である。
「Collusion(共謀・共謀罪)」という”強め”の曲名だが、MVの概要欄によると「権力者≒支配階級≒富裕層と一般庶民の闘争を描いている」ということらしい。それだけだと、どの辺りが”共謀”なのかイマイチわからないが、「権力者が共謀して庶民をよくあつしている」あるいは「権力者と闘争を行わない庶民も、彼らと共謀しているのと同じ」ということかなぁと個人的には解釈している。その他にも、楽曲制作時の話などが概要欄に記載されているため、興味のある人は見てみると良いだろう。