新曲「Everything Ends」を配信リリース
2/28にニューアルバム「The Sky, The Earth & All Between」をリリースするArchitectsだが、同アルバムに収録される「Everything Ends」が配信リリースされた。
▼ Architects – “Everything Ends”
▼ Everything Ends – Spotify
多様な音楽性
リリースが目前となったニューアルバム「The Sky, The Earth & All Between」だが、同アルバムから「Everything Ends」が配信リリースとなった。スタジオアルバムとしては、2022年リリースの「the classic symptoms of a broken spirit」以来で、通算12作目となる。
Architectsは基本的にはメタルコアバンドという分類をされるのだと思うが、アルバムごとに異なる音楽性で制作をしていることは割と知られていることだと思う。管理人もそれは「ふむ…」と思うのだが、別にそれは”アルバム毎”ではなく、”楽曲毎”と言っても良いかもしれない。
というのも、今回リリースされた「Everything Ends」を聴いて、メタルコア、あるいはポストハードコア系のバンドだと思う人はおそらくいないだろう。リズムからしてダンサブルで、ポップと言っても良いかもしれない。昨今では様々なジャンルを混ぜた音楽性のアーティストが以前にも増して多い気がしていて、ジャンル分けすること自体がナンセンスだと思うとこのブログでは幾度か書いているのだが、Architectsもまさにそのアーティストの一つだろう。
もちろん楽曲中で一貫してポップなわけではない。特にサビのボーカルや歌メロなどはしっかりとArchitectsらしさ、”コア系”らしさがある。その点は別にファンが心配する必要は全く無い。しかしこの前に先行リリースされた例えば「Whiplash」等と比べると、明らかに曲調を変えていることは明らかである。この異なる音楽性の音楽が、同じアーティストによって同一のアルバムに収められているわけだ。そういった玉手箱的な面白さも、音楽の楽しみの一つである。