デュエット曲「Left On Mars」リリース&MV公開
かつてのNightwishでの盟友であるマルコ・ヒエタラとターヤ・トゥルネンのコラボ曲「Left On Mars」がリリースされるという奇跡が起きた。マルコ・ヒエタラにターヤがフィーチャリングという形にはなっているようだが、楽曲の内容としては二人のデュエット曲になっている。
あの掛け合いが復活
まさかこんなコラボが実現するとは微塵も思っていなかった。MVがYouTubeでプレミア公開となっていたので通知をONにしたのだが、「MARKO HIETALA、Tarja Turunen」という文字を見えても、一瞬意味が理解できなかった。Nightwishファンは全員そうだったのではないだろうか…?
懐古主義的になってしまうのだが、やはりマルコ・ターヤの頃のNightwishが一番はまったし、2人の脱退は残念としか言いようがなかった。バンド内の問題などは色々あったとは思うのだが、その人気・実力を考えるとあまりにももったいない話だと思ったものだ。
前置きが長くなってしまったが、「Left On Mars」の話に戻ろう。管理人の説明なんてどうでも良いので、とにかく聞いて下さいという感じなのだが、それではあんまりなので一言くらいは書いておこう。「Left On Mars」はシンフォニックメタル的な楽曲ではない。一応初めの部分は演奏がメインではあるものの、やはりメインとなっているのはマルコとターヤのボーカルである。これがまた往年のNightwishの楽曲での2人のボーカルと全く変わっていない。もちろん良い意味なのだが、「これだよこれ!」と言いたくなるような、懐かしいような不思議な感じに陥る。ターヤの歌い方もかつてのようなシンフォニックな歌い方ではないものの、そもそもべらぼうに上手いのだから、別に歌い方が変わったところで素晴らしいことに変わりは無い。
想像でしか無いが、おそらくアルバムをリリースするようなところまでは行かないだろう。もしかしたら今回限りのコラボかもしれない。しかしファンサービスとしてこれ以上に強力なものは無いだろう。どういった経緯で実現したのかなどは全くわからないが、結果として素晴らしい楽曲を提供してくれたのは確かだし、これぞエンターテイメントという感じがした。