新曲「Rebel of the North」リリース&MV公開
元Nightwishのマルコ・ヒエタラが新曲「Rebel of the North」を配信リリースし、MVも公開された。同曲も収録されたアルバム「Roses from the Deep」が2/7にリリース予定となっている。
▼ MARKO HIETALA – Rebel of the North (OFFICIAL MUSIC VIDEO)
▼ Rebel of the North – Spotify
ひたすらにリフが気持ち良い
2/7リリースのアルバム「Roses from the Deep」から「Rebel of the North」が先行配信リリースとなった。特に昨年に入ってからはコンスタントに新曲をリリースしていたため、もしや…と思ったらやはりアルバムのリリースが予定されていたようだ。
マルコ・ヒエタラの記事では毎回書いている気がするのだが、「元Nightwishの」とは書いたものの、ソロ活動でのマルコ・ヒエタラはNightwishの音楽性とは異なることをまずは認識しておかないといけない。とは言え誰もがそうだと思うのだが、Nightwishのイメージが強すぎて近しい楽曲を求めてしまうのは否めない。しかしシンフォニックメタルの代表的バンドにまで上り詰めつつも、脱退して新たに音楽活動を行うのであれば、やはり同じことをしても仕方ないというものだろう。
前置きが長くなったが、今回リリースされた「Rebel of the North」は(も)メタル的な音楽性とは異なると言っていいだろう。まあ音楽の歴史的に見ればメタルの源流に近いとも言えるのかもしれないが、ギターロックと言うか、トラディショナルなハードロックと言った感じがする。MVのコメント欄でDeep Purpleと書かれていたが、まさにそのような印象を管理人も受けた。
ソロ活動においてのマルコ・ヒエタラの音楽性は、この年齢だからこそ感がある。今回のMVはバンド形態で演奏しているシーンがメインだが、全員それなりの年齢と思われ、相当な渋みがある。そして上に書いたような音楽性もその渋みがあってこそと感じる。別に若いアーティストがやっていはいけないわけではもちろん無いのだが…。その渋みがギターリフに載っているようで、より一層深みが出ているように感じるのも確かだ。