新曲「Frankenstein’s Wife」リリース&MV公開
元Nightwishで2021年に脱退したマルコ・ヒエタラがソロ作となる新曲「Frankenstein’s Wife」を配信リリースし、MVも公開された。
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マルコの新しい世界
マルコ・ヒエタラと言えばNightwishを支える中心メンバーだっただけに、脱退のニュースを見て非常に驚いた人も多いだろう。しかし比較的スロペースではあるものの、ソロでの活動を行っているし、上に書いた関連記事のようにかつての盟友であるターヤとのコラボも行ったりしている。そして今回新曲「Frankenstein’s Wife」(フランケンシュタインの妻)がリリースとなった。
MVの概要欄によると、「マッドサイエンティストが最愛の妻を必死に生き返らせようとする悲愛の歌」とのことだ。前回リリースされた「Left On Mars」もそうだが、曲調としては一応メタル感は感じられるものの、そこまでガチガチのものではない。ましてやNightwishのようなシンフォニックメタルではない。まあNightwishを脱退してまで同じような事をする必要は全く無いし、今現在マルコがやりたいことを表現しているのがこれらの楽曲なのだろう。(本当の脱退理由としては、昨今の音楽業界の搾取構造への幻滅、慢性定期なうつ病のためとのことだ。)
ソロ作と言うことでフロントマンとなっているが、Nightwishの時代からターヤや歴代のボーカルと一緒にボーカルを担っていたこともあって、マルコが歌っていることに対して全く違和感は無い。それだけNightwishでは重要な立ち位置であったことの裏返しであり残念でもあるのだが、個人の事情もあっての脱退であるから、ファンがどうこう言うものでも無いだろう。
ちなみにMVの3:27辺りでの、「不敵な笑みを浮かべて斜め下から見つめる」というパフォーマンスが昔から変わっていなくて、やはりマルコはマルコなんだなと胸に来るものがあった。