「METEORA」20周年記念盤のリリース日が決定
先日、未発表曲「Lost」をリリースしたリンキン・パークだが、ついにそれが収録される「METEORA」20周年記念盤のリリース日が決定した。日本盤を含めて、4/7に全世界同時発売とのことだ。
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未発表曲である「Lost」は聞くところによるとビルボードチャートTop10に入っているとのことで、今なおその人気ぶりが伺える。(当たり前だが)過去に制作されたものとはいえ、またチェスターの歌う楽曲が聴けるとなれば、注目を集めるのも当然だろう。
収録曲に関しては、ラストに「Lost」が追加されている以外には特に変更は無いようだ。管理人的には「Faint」や「Breaking the Habit」など何百回聴いたかわからない。今あらためて収録曲を見てみてると、他にも「Numb」などリンキン・パークを代表する楽曲が多数収録されている名盤である。
デラックス盤にはデモ・ライブ音源を収録
日本盤のデラックス盤は3枚組となっており、本編のDisc1、制作当時のデモ音源が収録されているDisc2(LPU RARITIES 2.0)、2002~2004年にかけてのライブ音源が収録されているDisc3(LIVE RARITIES 2003-2004)の3枚組となっている。
他にも海外盤ではさらに豪華なBOXセットもあったりするのだが、簡単に手を出せる金額ではなかったり、内容が盛りだくさんすぎてここには書ききれないため、詳細は上記のリンク先を確認して欲しい。
管理人的に気になっているのはDisc2のデモ音源だ。19曲という大ボリュームになっているのだが、個人的にデモ音源を聴くのが好きなのだ。リリース版との違いを探しながら聴き、どういった理由で変更したのかなどを考えながら聴くのが面白い。
「Lost」リリース時の記事にも書いているのだが、大ヒットとなった「Hybrid Theory」に続くアルバムということで、相当なプレッシャーの中で制作されたのではないかと思っている。一発屋で終わってしまうかどうかを決定すると言っても良いアルバムになるのだ。そのような状況で、デモ音源からリリース音源までの間にどのような変更やアレンジが加わったのかは非常に興味のあるところである。
管理人にとって青春を代表する名盤である
最後は自分語りになるが、「METEORA」リリース当時に高校生だった管理人は、リリース日を指折り数えていた。当時はインターネットが一般家庭に普及し始めた頃で、もちろんYouTubeでMVを公開なんていうことはない。Spotifyで収録曲を先行配信なんていうことも、もちろん無い。主に公式サイトで公開される限られた情報を見て、期待に胸を膨らませていたのだ。
公式サイトで今で言うところのティザー映像が公開されていたと思うのだが、学校や塾から帰ってきてはそれを毎日のように見て、生きる糧にしていたレベルである。動画のサイズや画質は今と比べたら見るに耐えないようなものだっと思うのだが…。
…というわけで個人的にも色々な思い出が詰まった「METEORA」も20周年である。おそらくこのサイトで紹介しているアーティストや内容的に、同世代の人が見ている可能性が高いのだが、いい酒が飲めそうである。それぞれの思い出を胸に、今一度「METEORA」という世紀の名盤を聴いてみよう。
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