新曲「I Will Not Break」配信リリース
Disturbedが新曲「I Will Not Break」を配信リリースした。現時点で(YouTubeではMV風にはなっているものの)MVは公開されていない。新曲(シングル)リリースとしては、昨年1月にリリースした「Don’t Tell Me (feat. Ann Wilson) [PLZ Tethered Version]」以来になるのではないかと思われる。
▼ Disturbed – I Will Not Break [Official Audio]
▼ I Will Not Break – Spotify
相変わらずの心地よいリフ
上にも書いたが、(たぶん)およそ1年ぶりとなる新曲「I Will Not Break」が配信リリースとなった。YouTubeではMV風の映像が流れはそるのだが、一応(Official Audio)となっているので、MVではないと思われる。
管理人が初めてDisturbedを聴いたのは2ndの「Believe」である。そしてそれからもう23年が経とうとしているのだが、彼らの音楽性の根幹的な部分は何も変わっていないように思われる。ヘヴィメタルやオルタナティヴ・メタルに分類されるのだと思うが、ギターソロはあるものの、どちらかと言えばリフの方で聴かせるタイプだと思う。ミクスチャーロックやニューメタルから入った管理人からすると、リフが主体になっているのは大歓迎である。ギターソロと比べてどちらかと言えば、だが。
「I Will Not Break」も、まさにDisturbedらしい楽曲になっているが、Disturbedの平均と比べると少しメタル感が強い気もする。そしてイントロがかなり長い。全楽器隊が合流するイントロ本体に到達するまでに、1分近くギターとドラムだけで”焦らして”くる。それもまた堪らなく格好良いのだが。デイヴィッド・ドレイマンの唯一無二とも言えるボーカルもしっかりと健在だ。どういった経緯でこういったボーカルスタイルが生まれたのか、オリジナルなのか、過去の他のアーティストの影響なのか全くわからないのだが、デイヴィッド・ドレイマンとDIsturbedでなくては成立し得ないように思う。それだけでもDisturbedを聴く価値があるだろう。
スタジオアルバムとしては2022年リリースの「Divisive」が今のところ最新となっている。時間はかなり空くものの、こうやって新曲をリリースしてくれるのであれば、そろそろ新作を期待してしまうところではある。が、まあ現在は25周年記念のツアーを実施しているようだし、精力的に活動を続けているようだ。焦らずに気長に待ちたいと思う。