We Came As Romans、新曲「bad luck」のMV公開
4月に新曲「bad luck」を配信リリースし、ビジュアライザーも公開したWe Came As Romansだが、同曲のMVが約1ヶ月遅れで公開となった。「bad luck」は、新曲リリースとしては2022年4月にリリースされた「Darkbloom」以来になるのではないかと思われる。
▼ We Came As Romans – bad luck (OFFICIAL MUSIC VIDEO)
▼ bad luck – Spotify
映像が付くと3割増で良い
一瞬さらなる新曲のMVかと思ってしまったのが、先月リリースされた「bad luck」のMVが公開となった。配信リリース&ビジュアライザー公開の記事は意外とサラッと書いた気がするのだが、実はかなり気に入っている。We Came As Romansはなんとなく名前は知っていたものの、ちゃんと聴いたのは「bad luck」が初めてだったのだが、見事に管理人のツボである。
2005年結成で20年選手のバンドなので、今さらと思われるだろうが、We Came as Romansはアメリカ ミシガン州出身のメタルコアバンドである。いつもこのようにジャンルを書いている時は、公式HPやWikiを参考にしているのだが、特にWikiの方はあまり賛同できたことが無い。20年の活動歴の中で、最新の1曲だけを聴いただけで語るのはあんまりだというのは百も承知なのだが、今回の「bad luck」に関して言えば、ニューメタル感が強い楽曲だと思う。
演奏に関しては、全体的にテンポはスロー目で、ギターソロ等のテクニックよりはヘヴィなリフが主体である(もちろんテクニックが無いということではない)。そして何よりもリードボーカルのDavid Stephensの声や歌い方に懐かしさを感じてしまった。この「高音を”半シャウト”で歌う感じ」とでも言えば良いのだろうか。いわゆるシャウトまでは行かないが、クリーンでもない。そして力強さを感じられながらも、美メロ。これが2000年代のニューメタルにドハマリしていた管理人には妙に懐かしく感じられた。
…と書いているが別に古臭いとかではない。むしろ古いとか新しいとかではなく、定番として定着しているものだろう。ちなみにポストハードコアと何が違うんだ?と聴かれたら正直難しい。もちろんジャンルの定義的には明らかに異なるのだろうが、管理人のような素人が説得力のある説明は出来ないだろう。しかしもう感覚的にそう感じると言わせて欲しい。学生時代、親からもらった昼ご飯代を節約して貯め、100円でも安い中古CDを探して御茶ノ水を駆けずり回っていたおじさんの感覚がそう訴えているのである。