新曲「no rest for the dreamer」リリース&ビジュアライザー公開
We Came As Romansが新曲「no rest for the dreamer」を配信リリースし、ビジュアライザーも公開された。4月にリリースされた「BAD LUCK」に続いて、約1ヶ月ぶりの新曲リリースとなる。
▼ We Came As Romans – no rest for the dreamer (OFFICIAL VISUALIZER)
▼ no rest for the dreamer – Spotify
サビの美メロが映える
アメリカ ミシガン州出身のメタルコアバンドWe Came As Romansの新曲「no rest for the dreamer」が配信リリースとなった。「BAD LUCK」から約1ヶ月でのスピードリリースであることから、そろそろ新作アルバムのリリースが発表されるのではないかと勝手に想像している。おそらく「BAD LUCK」も「no rest for the dreamer」も次回作に収録される楽曲になるのであろう(たぶん)。現状の最新アルバム「Darkbloom」がリリースされたのが2022年10月なので、リリース感覚的にも丁度いいくらいの感じだろう。
「BAD LUCK」に関しては、かなりクリーンボーカルの部分が多く、かなり聴きやすい感じのメタルコアという印象だった。一方で今回リリースされた「no rest for the dreamer」に関しては、A, Bメロがメタルコアというかデスコア風に寄っているような印象で、そういった意味では多少聴く人を選ぶかもしれない(まあこういったジャンルを聴く人にとっては、これくらいのデスボイスは何の違和感も無いとは思うが…)。そしてサビのボーカルに関しては一転してクリーン〜シャウトの間くらい。そして美メロこともあって、非常に聴きやすい。別に聴きにくい or 聴きやすいで音楽の良し悪しを判断するわけではないのだが、その対比によってよりサビのメロディが際立っているように感じる。
というように知ったような事を書いているが、We Came As Romansが活動を開始したのは2005年で、今年で20年選手のバンドである。「BAD LUCK」で入った管理人が今さらクドクド語ることも無いのは百も承知である。最近ではポストハードコアやエレクトロニコアといったジャンルが特に人気である(と管理人は思っている)。メタルコアとポストハードコア系の違いは非常に曖昧だと思っていて(もちろん音楽論的には色々あるのだろうが、一音楽ファンとしては)、ポストハードコアでもメタルよりなバンドもいるし、逆にメタルコアでもポストハードコア寄りなバンドは多いと思っている。
その2つの違いはギターリフなどが”メタルらしい”かどうかを個人的な判断基準としているのだが、「no rest for the dreamer」に関しては完全にメタルコアだろう。別に音楽のジャンル分けなんてどうでも良いと、このブログでは繰り返し書いているのだが、どうしてもこうやって文章を書いている以上はジャンルの話を持ち出した方がわかりやすいのも事実である。特に最近ではキャリアが長く、かつ直球なメタルコアバンドというのは減ってきている気がするので、おそらく今年中にはリリースされるであろうWe Came As Romansの新作には期待している。