「Get Out My Face AKA Bad Kitty」先行リリース
5/30にニューアルバム「Let All That We Imagine Be The Light」をリリースするGarbageだが、同アルバムに収録される「Get Out My Face AKA Bad Kitty」が先行配信リリースされた。スタジオアルバムとしては、2021年にリリースされた「No Gods No Masters」以来の新作となる。
▼ Garbage – Get Out My Face AKA Bad Kitty (Official Audio)
▼ Get Out My Face AKA Bad Kitty – Spotify
唯一無二の楽曲
5/30リリースのニューアルバム「Let All That We Imagine Be The Light」から「Get Out My Face AKA Bad Kitty」が先行配信リリースとなった。同アルバムからは4月にも「There’s No Future In Optimism」が配信リリースされている。約4年ぶりの新作リリースということで、結構期間が空いているような気もするのだが、これまでも活動休止期間を除けば大体3〜4年で新作をリリースしていることになる。
今回リリースされた「Get Out My Face AKA Bad Kitty」に限らず全ての楽曲について言えることだと思うのだが、この一聴してGarbageとわかる音楽性というのは一体何によって作り出されているのだろうか。おそらく何も知らない状態で「Get Out My Face AKA Bad Kitty」を聴いても、イントロだけでGarbageの楽曲だとわかるだろう。語弊があるかもしれないが、全編を通して特に盛り上がりは無い。サビはたしかにサビだが、1が1.2になるくらいの違いでしか無い。音楽はそういった評価をするものでは無いが、それにしもそのような曲調でなぜこれほどに魅力的なものが出来上がるのだろうか。…と、全てを疑問形で語ることしか出来ない。
このブログの記事一覧を見てもらえばわかるように、最近ではポストハードコアやメロデスばかり聴いている管理人だが、Garbageの楽曲を聴いていると、20〜25年前に取り憑かれたようにグランジやオルタナティヴの楽曲を聴いていた頃の記憶が呼び覚まされる。逆に言うと、その当時の空気感・音楽性のまま現在でも活動を続けている貴重なバンドとも言えるかもしれない。管理人の視野が別なジャンルに向いてしまっている可能性もあるが、オルタナティヴ系の楽曲を現在でもリリースしている(人気の)バンドは数少ないのではないだろうか。
楽曲について何も書いていないのだが、それは管理人の拙い文章では書き表せないからだ。とにかく楽曲が良い!ということしか言えない。特にシャーリー・マンソンの唯一無二のボーカルは未だに健在である。どうやら今年で御年59歳(!?)のようなのだが、1stの「Garbage」の頃から全く変わっていないのは驚異的である。