新曲「BAD LUCK」リリース&ビジュアライザー公開
アメリカ合衆国ミシガン出身のメタルコアバンド、We Came as Romansが新曲「BAD LUCK」を配信リリースし、ビジュアライザーも公開された。新曲(シングル)リリースとしては、2022年4月にリリースされた「Darkbloom」以来になるのではないかと思われる。
▼ We Came As Romans – BAD LUCK (Visualizer)
▼ BAD LUCK – Spotify
レーベルの色もあってかライトなメタルコア
新曲「BAD LUCK」が配信リリースとなり、ビジュアライザーも公開された。恥ずかしながら管理人は今までWe Came As Romansの存在を知らず、今回リリースされた「BAD LUCK」が初聴きとなる。ざっと調べた程度なのだが、現時点での最新アルバムとなっている「Darkbloom」を2022年10月にリリースしているが、新曲のリリースとしては、そのアルバムリリース後初のようである。
管理人が今回始めて聴くきっかけになったのは、例によって大好きなSharpTone Records所属だったからだ。YouTubeでたまたまこのビジュアライザーが流れてきて、聴いたところ結構良かったので記事にすることにした。Wikiによると一応メタルコアということになっている。ただ2006年活動開始で、これまでに6作のスタジオアルバムをリリースしているので、過去の楽曲がどのような感じだったのかはわからない。しかし今回リリースされた「BAD LUCK」を聴く限りでは、そこまでメタルコアという感じではないように感じた(だからと言って良くないという意味では全く無い)。
特に1サビまではボーカルのクリーンかつ、その声質からメタルコアでは全く無く、ポストハードコア系(だけどシャウトも特に無い)だと感じていた。しかし1サビ後からは割と唐突にデスボイスも入り始める。そして合間にはエレクトロニカ的な要素も入ってくる。なので個人的な印象はエレクトロニコアという感じだろうか。特にサビの歌メロが素晴らしく、そこでのボーカルの声質も非常に綺麗だ。演奏はそこまでヘヴィではなく、サビの歌メロが秀逸という点で、bnm(Better Noise Music)系のバンドが好きな人には刺さる曲だと思う(管理人もそうである)。
文章では全く伝えきれていないが、久々に結構刺さった楽曲・バンドである。過去のアルバムを集めて聴かなければというくらいには刺さっている。今回(たぶん)3年ぶりの新曲リリースということで、新作アルバムの制作が進行しているのかもしれない。一般的なアルバムのリリース間隔で言っても、3年というのは割と丁度いい。…というのは想像でしか無いが、新作がリリースされるのであれば、ぜひそれも購入したいと思える一曲だった。