新曲「September 29」リリース&ビジュアライザー公開
Letters Sent Homeが新曲「September 29」を配信リリースし、ビジュアライザーも公開された。昨年4月にアルバム「Forever Undone」をリリースして以降、新曲リリースは初となる。
▼ Letters Sent Home – September 29 (OFFICIAL VISUALISER)
▼ September 29 – Spotify
爽快オルタナティヴ
昨年デビューアルバム「Forever Undone」をリリースしたLetters Sent Homeだが、約1年ぶりとなる新曲「September 29」がリリースとなった。結論から言うと非常に良曲で、管理人は「Forever Undone」を在庫切れか何かの影響で入手できていないのだが、やはり入手しなければと思い直した(ちなみに記事執筆時点でタワレコオンラインでは在庫わずかながらも残っている)。
Letters Sent Homeを聴き始めたのは、「Forever Undone」のリリースに向けて収録曲が先行リリースされ始めた頃だった。ジャンルで言うと一応オルタナティヴということになるのだろうか。中には結構ハード目の楽曲もあるとは思うのだが、今回の「September 29」に関して言えば、完全にオルタナティヴである。そしてかなり爽快感があり、ちょうど今くらいの暑すぎない時期に聴きたくなるような楽曲である。2:48と短い楽曲ではあるが、気怠目の女性ボーカル、コーラス、クリーンなギターと、切なげなメロディという良曲要素が詰まっている。
このブログではポストハードコアやメロデスばかり扱っているが、元々管理人はグランジ・オルタナティヴから音楽沼に沈んだ過去がある。そのため、色々な音楽は聴いてきてはいるものの、結局こういったThe オルタナティヴな楽曲というのは原点にして至高なのである。管理人のアンテナが短い可能性もあるが、昨今ではこういった楽曲を作るアーティストはかなり減っているのではないだろうか。美しいメロディで、演奏もしっかりと作り込まれている。そして上にも書いたような独特の気怠さを含んだ楽曲というのは、それこそオルタナティヴブームの頃に世に溢れていたと思う。しかし最近では特に新人バンドでこういった音楽性のバンドというのはほとんどお目にかかっていない。そのため過去のアルバムをレコード屋で掘ることになるのだ。
管理人のイメージだけで楽曲についてほとんど書いていないのだが、別にそれは聴けばわかる。難しいことは何も無い。美ボーカル・美メロを何も考えずに聴きたい曲である。