「アレキシサイミアスペア」MV公開
4/12に約5年ぶりとなる新作アルバム「last aurorally」をリリースした凛として時雨だが、同アルバムに収録されている「アレキシサイミアスペア」のMVが公開された。
「アレキシサイミアスペア」は劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCEの主題歌になっているとのことだ。
▼凛として時雨 『アレキシサイミアスペア』 Music Video(「劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE」主題歌)
▼last aurorally – Spotify
▼劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE
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バンドとしてのグルーヴ感を感じる曲
前作「#5」がリリースされたのが2018年2月なので、5年超ぶりの新作スタジオアルバムとなった「last aurorally」。リリースされたのがこの記事を書いている前日なので、管理人もまだあまり聴き込めていないのだが、正直なところ凛として時雨としてのリリースは無くても、TK from 凛として時雨としてのリリースはあったため、あまり久しぶりという感じはしなかった。
「劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE」の主題歌になっているとのこだが、これまでにもTV放送版や舞台版の主題歌にも凛として時雨の楽曲が選ばれていたため、今回の劇場版で主題歌になっているのも順当というところだろう。
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聴いてみて感じたことは、凛として時雨における345さんの存在の大きさである。特にこの曲ではコーラス以外にメインボーカルのパートも多くなっていると思うが、それが非常に良いアクセントかつ、凛として時雨というバンドを特徴づけるものになっていると思う。
特に2:07過ぎからは「345のターン」という感じになっているが、これぞ凛として時雨というバンド、楽曲なのである。張り上げるような特徴的な歌い方は評価が分かれるところかもしれないが、それがこのバンドだから別に良いのだ。それくらいの説得力を持った楽曲構成になっていると思う。
うまく言い表せないが明確な違いがある
上でも触れたが、批判を覚悟で書くと、管理人的には凛として時雨とTK from凛として時雨は楽曲としてあまり大きな差が無いような感覚を持ってしまっている。わざわざ別のバンドでやる必要があるのかと思ったこともあった。
しかし今回改めて、かつ久しぶりに凛として時雨の楽曲を聴いてみたことで、やはりそれは間違いだったと感じた。どちらが良い・悪いではないのだが、凛として時雨は「3ピースバンドとしての、バンド的なグルーヴ感を感じる」のである。TK from凛として時雨が完全にTKの世界観に沿ったものであるのに対し、凛として時雨はそのテイストもありつつも、それをよりバンドサウンドとして完成させようとしているように感じる(いずれにせよ、あまり一般受けを考えている感じはしないが…)。
まあ結論を出すのは早すぎるかもしれないが、とりあえずは5年ぶりの新作を存分に楽しみたい。
