「FREEFALL」のMV公開
3月に最新アルバム「CARNAL」のDX盤をリリースしたNOTHING MOREだが、DX盤に追加収録されている「FREEFALL」のMVが公開された。DXには通常盤から5曲が追加収録されており、「FREEFALL」のChris Daughtryとのコラボバージョンもその中に含まれている。
▼ NOTHING MORE ft Chris Daughtry – FREEFALL (Performance Music Video)
▼ CARNAL(Deluxe) – Spotify
オルタナっぽさとエモさと
3月にリリースされたアルバム「CARNAL」のDX盤から「FREEFALL(ft Chris Daughtry)」のMVが公開となった。上にも書いたように、「FREEFALL」自体は通常盤にも収録されており、Chris Daughtryとのコラボバージョンが柄収録されているという形だ(つまり追加収録された新曲は「WE’RE ALL GONNA DIE」1曲のみなので、わざわざDX盤を追加購入する動機は薄いと個人的には…)。
ここで気になるのがChris Daughtryというアーティストなのだが、管理人は全く知らなかった。ということでWikiによると、
2006年にアメリカン・アイドルのSeason5に応募する。4位になり優勝は逃したものの、歌唱力の高さとそのセンスから多くの支持を得て、バンド“ドートリー”としてデビューを果たした。デビューアルバム『Daughtry』が発売(2006/11/21)から3ヶ月でついにビルボードチャートの1位に。
クリス・ドートリー – Wikipedia
ということらしい。19年前だしアメリカン・アイドルだし、知らないのも当然かとは思いつつも、その歌唱力はお墨付きということだろう。
なぜかNOTHING MOREというバンドにはポストハードコア的なヘヴィなイメージをいつも持ってしまっているのだが、特に最近の楽曲の傾向としてはオルタナティヴ・ロック的な傾向が強いだろう。「FREEFALL」に関してはアルバム中でも特にその傾向が強い楽曲だと思っている。今回公開されたMVを観た影響も強いかもしれないが、楽曲全体を通して”空間感”があるのがそう思わせているのかもしれない。
Chris Daughtryとのコラボバージョンでは、楽曲の構成自体に大きな変更は無く、Jonny HawkinsのパートとChris Daughtryのパートに分かれているという感じだ。2人とも澄んだ夕焼け空の下で、特にサビの抜けの良い高音がとにかく聴いていて気持ちが良い。そもそもの元曲が良曲なので、そこに実力派ボーカリストが追加で参加したら、それは良いに決まってるか…。