「AMA-TE-RAS」ライブ映像公開
1/17に3rdアルバム「EVOLVE」をリリースしたNEMOPHILAだが、同アルバムに収録されている「AMA-TE-RAS」のライブ映像が公開された。使用されている映像は1/13に行われた仙台Rensa公演の時のものとのことだ。
▼NEMOPHILA / AMA-TE-RAS [Official Live Video]
▼EVOLVE – Spotify
ファンのツボを抑えすぎな曲展開
この記事を書いているのがアルバムリリースの翌日なのでまだ全く聴き込めていないのだが、ダメ押しのようにライブ映像まで公開してくれるという太っ腹ぶりである。しかも1/13のライブ映像を1/17に公開しているので、スタッフさん・編集者さんお疲れ様ですという感じだ…。
「AMA-TE-RAS」という曲名の通り(?)そこまで強くはないが特にイントロあたりで日本風というか中華系アジア感のある楽曲となっている。リフはヘビーなのだが、跳ねるようなリズムが心地よく、南米系のNu-Metalっぽさも感じた。
ボーカル的には今回は大人しめなのかな、と思わせておいて1:50辺りからの展開は鳥肌ものだろう。シャウト+あくまでもリフに徹しているギター。この辺りは2000年代の音楽ファンなら堪らないはずだし、絶対にそれをわかっていてやっているだろう。その後の2:15辺りの静寂感も、焦らされている感じが会場にいる人をより盛り上げている。
その後再度のシャウト、そしてヘビーに加速していく感じも教科書通り・定番とも言えてしまうかもしれないのだが、素晴らしいから定番なのだ。こんなの盛り上がらないはずが無い。アルバムリリース直後は全体を何となく流して聴いてしまいがちなのだが、この記事を書くにあたって「AMA-TE-RAS」のみにフォーカスして聴くことが出来た。本当にファンのツボをわかっているよね、という感想だ。
音楽ファン歴の長い人には過去の音楽との類似点やリスペクトを感じられるし、かと言って決して古臭くないので若いファンも違和感なく聴けるだろう。今年も大きな躍進の年になりそうである。
