新曲「Slipping Through (No Kings)」リリース&MV公開
The Red Jumpsuit Apparatusが新曲「Slipping Through (No Kings)」を配信リリースし、MVも公開された。新曲リリースとしては、昨年10月にリリースした「Home Improvement」以来約8ヶ月ぶりとなる。
▼ The Red Jumpsuit Apparatus – Slipping Through (No Kings) (Official Music Video)
▼ Slipping Through (No Kings) – Spotify
The Red Jumpsuit Apparatusの新曲「Slipping Through (No Kings)」が配信リリースとなった。上にも書いたように、昨年10月にリリースされた「Home Improvement」以来約8ヶ月ぶりの新作であり、またもや結構な時間が空いてのリリースとなった。正直なところ管理人は2006年リリースの1st「Don’t You Fake It」意外はまともに聴いていないのだが、その1作だけでも記憶に残るくらいには好きだった。なので新曲が出たとなれば記事にせざるを得ない。
最初期の「Don’t You Fake It」によってThe Red Jumpsuit Apparatusはエモ系バンドのイメージが非常に強いのだが、(あくまでも)Wikiによると、色々とジャンルの変遷があったようだ。エモ、ポップ・パンク、ポストハードコア、オルタナティヴ・ロックと並んでいるのだが、今回リリースされた「Don’t You Fake It」で言えばオルタナティヴと言えるだろう。
サビ意外の演奏はかなり控えめでボーカルを立たせるようなが曲構成になっている。そして全体的に哀愁系メロディである。後半で少しハードめなリフパートはあるものの、あくまでもメロディの美しさ重視という印象だ。The Red Jumpsuit Apparatusは現在Better Noise Music所属なのだが、同レーベルのPapa RoachやFrom Ashes To New等のバンドもこういった傾向だと思う。そして管理人はそれが大好きである。とにかく(特にサビの)歌メロの美しさが頭一個抜けていると思うのだ。(別に悪い意味ではなく)演奏が特別テクニカルなわけではないものの、メロディは間違いなく一級品だ。
スタジオアルバムのリリースでいうと、これまでに5作リリースしており、現状の最新作は2018年にリリースされた「The Awakening」である。約7年間新作のリリースが無いわけだが、こうやって新たにBetter Noise Musicに所属し、間隔は空くものの新曲のリリースをしてくれている。そうなれば新作アルバムを期待するのが人情である。今のところは何も確定情報が無いが、そう遠くない内に新作がリリースされるのではないかと個人的には期待している。