新曲「G.O.D.」リリース&MV公開
今年3月にギターのSAKIさんが脱退して4人体制となったNEMOPHILAだが、新たな体制での新曲「G.O.D.」が配信リリースされ、MVも公開された。
新曲としては、昨年12月にリリースされた「ODYSSEY」以来、7ヶ月超ぶりのリリースとなる。
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ヘヴィーだが女性らしさも
SAKIさん脱退のニュースは個人的にかなり衝撃的だった。「方向性の違い」というのが具体的にどういった事かは知るべくもないが、いずにせよ（おそらく）一番経験豊富な中心的メンバーが抜けてしまってNEMOPHILAはどうなるのかという不安があった。その後は過去曲を4人体制で演奏する動画をYouTubeにアップするなどしていて、ギターソロ部分の一部をハラグチさんが担当するなどのアレンジがされていたため、今後の楽曲の方向性としてもそういった感じになるのだろうと予想していた。
…が、予想は完全に良い意味で裏切られた。ヘヴィなリフを全面に押し出した楽曲が出てきたのだ。（おそらく重ね録りなどはしていると思うが）ギターが一人になった状態で、あえてこちら側に振り切るとは全く思っていなかった。
個人的に今回の「G.O.D.」はイントロが一番燃えた。具体的には0:28辺りのギターオンリーになる部分、そしてそれに続くドラミングだ。ここに現在のNEMPHILAのメンバーが持つセンスが詰め込まれているような気すらする。ご本人たちは非常に優しい方たちだと思うが、「舐めるな。4人だってこれくらいできるぞ！」というような意地のようなものすら感じられた。
あと驚いたのは、「G.O.D.」の作曲をmayuさんが行っていることだ。mayuさんはボーカリストとして素晴らしい方なのは今更言う必要も無いくらいだが、こういった楽曲の作曲までできるというのは恥ずかしながら全く知らなかった。トータル3:30という比較的短めの楽曲ではあるが、この「G.O.D.」という楽曲は、新体制のNEMOPHILAは今後も盤石であることを世に知らしめるのには十分だったのではないだろうか。
