「Shapeshifter」先行リリース&MV公開
来年3/28にニューアルバム「Shapeshifter」をリリースするMemphis May Fireだが、同アルバムの表題曲となる「Shapeshifter」が先行配信リリースされ、MVも公開された。
▼ Memphis May Fire – Shapeshifter (Official Music Video)
▼ Shapeshifter – Spotify
待望のニューアルバム
ニューアルバム「Shapeshifter」から表題曲となる「Shapeshifter」がリリースとなった。特に今年に入ってからは1〜2ヶ月おきに新曲をリリースしていたため、新作アルバムが出るんだろうなあ…とは思っていたが、ついに正式発表となった。スタジオアルバムとしては2022年6月にリリースされた「Remade In Misery」以来、2年半超ぶりの新作となっている。
アルバムのタイトルを冠しているまさに顔とも言える今回の「Shapeshifter」だが、やはりMemphis May Fireらしいニューメタル〜メタルコア楽曲となっている。まあメタルコアかと言われると若干疑問符は残る。いつものようにヘヴィなリフがメインとなっているが、乗りやすいリズムとキレがあり、どちらかというとミクスチャーとかニューメタル的な少しキャッチーな方のイメージを抱く。
そして「Shapeshifter」では全編通してクリーンボーカル無しである。サビだけはクリーンかつ美メロというのが近年のお決まりの楽曲構成な気がするが、今回の「Shapeshifter」に限っては完全に無しである。それでも聴きやすさを感じるのは、上にも書いたようにギターリフのある意味でのキャッチーさがあるからだと思っている。
Memphis May Fireは2007年デビューということで、言ってもかなりのベテランバンドである。その年代と言えばスクリーモ〜ポストハードコアが流行っている時期だっただろうか。その少し前がニューメタル、メタルコアブームである。その時代背景を考えれば、Memphis May Fireの音楽性がニューメタル〜メタルコアであるのも納得がいくだろう。管理人の昔語りになってしまうが、たかが17年、されど17年という感じで、当時から同じ音楽性で今も活動を続けているバンドはかなり少なくなってしまっていると思う。
このブログの記事を追ってもらえばわかるが、新しいバンドもできるだけチェックしてはいるものの、結局一番聴いているのは2000年代当時の音楽が一番多かったりする。別にそれ以外は認めない!というような石頭では全く無いのだが、どうしても自分が熱狂した時代の音楽の呪縛からは離れられないものなのだろう。