新曲「Hell Is Empty」リリース&MV公開
Memphis May Fireが新曲「Hell Is Empty」を配信リリースし、MVも公開された。Memphis May Fireは今年4月以降、約1ヶ月おきでの新曲リリースが続いている。
▼ Memphis May Fire – Hell Is Empty (Official Music Video)
▼ Hell Is Empty – Spotify
バンドサウンドだけではない
Memphis May Fireの新曲「Hell Is Empty」が配信リリースとなった。前回「Infection」がリリースされたのが9/5なので、(またもや)一ヶ月足らずでのスピードリリースである。今回も特に発表はなかったのだが、これだけのスピードで新曲リリースが続いているということは、新作アルバムのリリースがいよいよ近いと思ってほぼ間違いないだろう。
今回の「Hell Is Empty」に限らずなのだが、楽曲の構成として、サビ以外のイントロやA・Bメロではバンドサウンドではなく、POPSのような打ち込みを使っていることが多いのがMemphis May Fireの特徴だろう。というかMemphis May Fireに限らず、別レーベルだがSharpTone Recordsのアーティスト等でもこのパターンが非常に多いように感じる。
ヘヴィな楽曲であってもPOPS的な要素を入れることで、若者への訴求を図っているのか、真意は何ともわからないがそういった傾向があると思う。そういった意味では古くからのメタルやヘヴィ系の音楽ファンからすると受け入れづらい部分もあるかもしれないが、管理人的には特に違和感は無い。管理人がそもそも音楽というものにはまったきっかけである、2000年代のミクスチャーロックというものがそもそもそういった性質を併せ持っていたのもあるかもしれない。それこそバンドなのにメンバーにDJがいるの!?という時代だったのである。
話が横道にそれてしまったが、そういったPOPS的な要素を入れつつも、サビや間奏部分はポストハードコア的な楽曲に仕上がっている。Memphis May Fireで個人的に一番好きなのはMatty Mullinsの高音ボーカルなのだが、楽器隊の低音リフの中で非常によく映えている。いつも思うのだが、こういった男性の綺麗な高音ボーカルというのは日本人には無いものだと思う。別に日本人下げでは全く無いのだが、日本のバンドではほとんどお目にかかれない。体格・骨格、人種的な差も関係しているのかどうかはわからないが…。
一応このブログを運営しつつ新曲のリリース情報を追っている管理人的には、そう遠くない時期に新作アルバムのリリースが発表されると思っている。正直Memphis May Fireに関しては新参ファンでしか無いのだが、非常に楽しみにしているバンドの一つである。