「The End – 2025 Version」先行リリース&ビジュアライザー公開
10/24にベストアルバム「Best Of Volume 2」をリリースするFive Finger Death Punchだが、同アルバムに収録される「The End – 2025 Version」が先行配信リリースされ、ビジュアライザーも公開された。収録楽曲にはどれも「2025 Version」が付いている通り、全曲再レコーディングされており、かつ「The End – 2025 Version」にはあのBABYMETALがゲスト参加している。
▼ Five Finger Death Punch – The End – 2025 Version featuring BABYMETAL (Lyric Video / Visualizer)
▼ The End – 2025 Version – Spotify
思わぬコラボ
10/24リリースのベストアルバム「Best Of Volume 2」から「The End – 2025 Version」が配信リリースとなった。上にも書いたように単なる過去音源の詰め合わせではなく、全て再レコーディングが行われていると言われると購買意欲も湧いてくるというものである。ちなみに今回リリースされた「The End – 2025 Version」のオリジナルは、2022年リリースのアルバム「AfterLife」に収録されている新しい曲なので、そこまで再レコーディング感は無いかもしれないが…。
▼ The End – Spotify
そして何よりも「The End – 2025 Version」ではBABYMETALとコラボしているというのだ…!最新アルバム「METAL FORTH」が無事にリリースされて祭りも一段落かと思いきや、思わぬ方向からネタが飛んできた。「METAL FORTH」ではBABYMETALが多くのアーティストとコラボしているが、BABYMETALが呼ばれてコラボするというパターンがあることをすっかり忘れていた。
あくまでもベスト盤であってリミックス盤ではないので、オリジナルと(細かいアレンジなどは除いて)変わっていないはずだ。そう、確かに変わっていないのだが、途中からSU-METALが普通に歌い出す。しかも日本語で。おそらく元々の歌詞の日本語訳を歌っていると思うのだが、アメリカ人のバンドの英語詞の曲で、いきなり日本語で歌い出すのが許されるのはBABYMETALくらいだろう。そしてなぜか違和感が無いのもBABYMETALくらいだろう。BABYMETALでは英語詞の曲も普通にあるので、敢えて日本のアーティストとのコラボ感を出すために、日本語で、とおそらくオーダーされたのだろうと思う。コラボ相手やファン層に関わらず、日本語で歌うし、歌えてしまうという新しいジャンルを生み出したと言っても過言ではないかもしれない。
ちなみにビジュアライザー兼リリックビデオも非常に凝っており、かつ格好いいのでぜひ観て欲しい。侍の鎧だけは非常に日本ぽく描かれているのだが、それ以外は中国っぽいのもまあ御愛嬌である。格好いいのだからそれで良いだろう。