新曲「Playing With Fire」リリース&リリックビデオ公開
Feederが新曲「Playing With Fire」をリリースし、同時にリリックビデオも公開された(本記事執筆時点ではSpotifyではまだ配信されていないようだ。ただし管理人の環境ではFeederの他の楽曲も再生できなかったため、何らかの問題があるのかもしれない)。
恐らく2022年3月にアルバム「TORPEDO」をリリースして以来、初の新曲リリースになると思われる。
▼Feeder – Playing With Fire
Feederの旨味が詰まった1曲
アルバム「TORPEDO」がリリースされる際に久々にグラント・ニコラスの姿を観て、オジサン化に驚愕した管理人だが(変わらず超絶イケメンなのは言うまでもない)、楽曲は今でも変わらず素晴らしいの一言に尽きる。
特に今回リリースされた「Playing With Fire」は、グランジ・オルタナティヴバンドとしてのFeederの旨味が全て凝縮されているように感じた。イントロ~Aメロにかけての強めに効いたタカさんのベースなどは溜まらない。ジャンル的にもあまり明るい曲調ではないものの、陰鬱にならないのはグラント・ニコラスのボーカルによるところが大きいだろう。
Feederの楽曲に関して管理人が一貫して感じていることは、ギターボーカル・ベース・ドラムというシンプルな構成を非常にうまく活用しているな、ということである。もちろんレコーディングやライブではサポートメンバー等によって音が重ねられてはいるものの、基本的には3人構成という形だ。
人数が少ないということは楽器が少なく音数も少ないということになるわけだが、決して薄いわけではなく、それぞれの楽器の旨味を最大に発揮していると思う。管理人も若かりし頃に3ピースバンドを組んでいたことがあるのだが、どうしてもスカスカな曲になってしまう感があった。まあこんな素人と比べるのもおこがましいのだが、上に書いた強めに効いたベースに関しても、シンプルな構成だからこそ生きてくるものだろう。
言ってもアルバム「TORPEDO」をリリースしてからまだ1年半ほどなので、次作のリリースはまだ先の話になると思うが、これから次作に向けての新曲が徐々にリリースされていくかもしれない。グランジ・オルタナティヴを聴いてきた世代にとっては、やっぱり良いよね!と思わせてくれる良曲である。
