「Godzilla II」先行リリース&ビジュアライザー公開
9/12にアルバム「Comfort In Sound」のリマスター盤をリリースするFeederだが、同アルバムにオリジナル盤から追加収録される「Godzilla II」が先行配信リリースされ、ビジュアライザーも公開された。リマスター盤は2枚組となっており、Disc2は過去曲のリマスター・リミックスを中心として収録されているが、「Godzilla II」は(おそらく)完全新曲になっていると思われる。
▼ Feeder – Godzilla II – Official Visualiser
▼ Godzilla II – Spotify
▼ Comfort In Sound(Original) – Spotify
ⅡでもⅠでも好き
9/12リリースのアルバム「Comfort In Sound」のリマスター盤から、Disc2に追加収録される「Godzilla II」が配信リリースとなった。「Comfort in Sound」は2002年にリリースされた4thアルバムである。約23年ぶりのリマスターということになるが、Disc1はオリジナル盤の全曲リマスター、Disc2も過去の楽曲のリマスター・リミックス+「Godzilla II」という構成になっている。
とは言え、「Godzilla II」もリマスターと言えばそう言える気もしなくは無い。オリジナル盤の8曲目に「Godzilla」が収録されているため、アレンジ違い等もあるだろうし、もちろん音は現代風になってはいるもののリマスターのように感じた。しかし別にだからガッカリと言うわけではない。そもそも昔のオルタナティヴといよりはグランジ寄りのFeederが好きな人にとっては、「Godzilla」も「Godzilla II」も名曲と言えるだろう。
管理人はオリジナル盤を持っているが、リマスター盤を買うかと聞かれたらもちろん買うと答える。正直なところ余程気になる追加収録曲でもなければあまりリマスター盤の類は買わない質なのだが、Feeder、しかも昔のアルバムとなれば話は別である。懐古厨では決して無いのだが、やはり昔の楽曲の素晴らしさとその印象が強すぎるのだ。「Comfort In Sound」のOPを飾るのは”あの”「Just the Way I’m Feeling」である。それに続くのも”あの”「Come Back Around」だ。今から考えると奇跡のようなラインアップである。
そして上にも書いたようにオルタナティヴロック寄りの曲と、スパイスのようにグランジよりの曲が降り混ざっているのもまた魅力だ。1, 2曲目の空間感のある美メロの次に、いきなりあのガシガシのサウンドを持ってくるセンスと、それを同じバンドがやっているのは奇跡だ。そんな奇跡が集まったアルバムを買わないという選択肢は無い。ちなみに管理人はオリジナル盤の(今の感覚で言えば)荒削りな音作りも雰囲気抜群で好きである。