概要
Smashing Pumpkinsがまさかの、そして奇跡の再集結をしてから放つ待望のし新作スタジオ・アルバム。
その奇跡の再集結からの第2章が到着した。リック・ルービンがプロデュースを手掛けた2018年の前作『SHINY AND SO OH SO BRIGHT, VOL.1/LP: NO PAST, NO FUTURE, NO SUN』から約2年ぶりとなるスタジオ・アルバム『CYR』だ。
(TOWER RECORDS ONLINE)
トラックリスト
- The Colour Of Love
- Confessions Of A Dopamine Addict
- Cyr
- Dulcet In E
- Wrath
- Ramona
- Anno Satana
- Birch Grove
- Wyttch
- Starrcraft
- Purple Blood
- Save Your Tears
- Telegenix
- Black Forest, Black Hills
- Adrennalynne
- Haunted
- The Hidden Sun
- Schaudenfreud
- Tyger, Tyger
- Minerva
▼「CYR」 – Spotify
聴いてみた
全体として、活動再開後のスマパンの路線を踏襲した楽曲となっている。「Adore」ほど難解ではなく、「Zwan」ほどグランジでもないオルタナティブ・ロックという感想を持った。もう少し捻るなら、「スピリチュアル・オルタナティブ」とでも呼びたい。
で、正直に言って僕がスマパンに求めているのはこれではない。中学生の時に「サイアミーズ・ドリーム」「メロンコリーそして終りのない悲しみ」に出会い、狂ったように聴きまくった。ジミー・チェンバレンのドラミングがカッコよすぎて血の気が引き、腹痛でトイレに駆け込んだこともあった。そんな経験を持つ者からすると、これはもちろん素晴らしい楽曲ではあるのだが、スマパンに求めているものではないのだ。
▼THE SMASHING PUMPKINS – Cyr (Official Music Video)
「21世紀になってグランジでもないだろう」とか、「懐古厨」と言われたとしても、それもわかる。別にスマパンのファンをやめる気は毛頭ないし、今現在の彼らの考え・音楽性を自分が理解できていないだけなのだ、というスタンスでいるから、これからも作品を購入し続けるつもりだ。
恐らくこれが2020年最後の記事となるので、一つお願いしたいことがある。
往年のスマパンファンは、活動再開後のスマパン、そして今作「CYR」についてどのような感想を持っているのかを知りたいのだ。この記事を引用リツイートする、DM(@alphaamp1)、ハッシュタグ(#スマパンどうですか)を付けてつぶやく、本サイトのお問い合わせフォームから送る、何でも構いません。期限も特になし。
こんな零細サイトがお願いするのは図々しいと思いつつも、建設的な議論が出来たたら良いなと思っています。賛同、批判、反論、何でも構いません。期限も特になし。我らスマパンファンにとって有用なものとなれば、個人・アカウントが特定されない形でまとめたいとも思っています。
(もはやレビュー記事でも何でも無いのだが…。)