Excide、新曲「Call Box」リリース&MV公開
アメリカ サウスカロライナ出身のハードコアバンドExcideが新曲「Call Box」を配信リリースし、MVも公開された。新曲リリースとしては、9月にリリースされた「Pariah」以来約1ヶ月ぶりのリリースとなる。
▼ Excide – Call Box (OFFICIAL MUSIC VIDEO)
▼ Call Box – Spotify
4半世紀以上前の空気感
Excideの新曲「Call Box」が配信リリースとなり、MVも公開された。このブログでExcideを取り上げるのは初めてだし、管理人が聴くのも初めてだし、ネット上に情報も少ない…。ということは公式をあたるのが一番確実である。現在はSharpTone Recordsに所属しているので、そのアーティストページから引用・翻訳してみる。
Excide eclipse the constraints of era, genre, and vibe, blurring the lines between basement-born hardcore, fuzzed-out nineties alternative, and future-facing rock.
エクサイドは時代やジャンル、雰囲気の制約を超越し、地下室で生まれたハードコア、ファズが効いた90年代オルタナティブ、未来志向のロックの境界線を曖昧にする。
SharpTone Records – Excide
抽象的な表現は省いて、端的に抜き出すとこういうことになる。他の情報も参考にしつつまとめると、90’sハードコアということになるようだ。そう、うまく言葉では表現できないのだが、たしかにメロディにかつての(ハード目な方の)オルタナティブ感を感じられる気がする。まあMVを観ながら聴いての間奏なので、視覚的にも90’sの感覚が非常に強い。MVが4:3だったり、画質が荒かったり、色彩がどぎついのはもちろん敢えてだろうし、バンド時代がその方向性を目指しているからだろう。
管理人だけな可能性も無くは無いが、”ハードコア”と聞くと取っ付きづらい印象を受ける人もいるかもしれない。しかし少なくともExcideに関しては全くそんなことはなく、乗りやすいヘヴィなリフにメロディアスな歌メロという感じで、このブログで取り上げているようなバンドが非好きな人は間違いなく好きなはずだ。それにしてもバンドメンバーは管理人よりもいくらか若い年代だと思うのだが、90’sへの傾倒が本当にすごい。いったいどういったバンドに影響を受けているのか等も知りたくなってくるバンドだ。