「Down In The Mouth」のビジュアライザーを公開
11/28にニューアルバム「Bastard Hymns」をリリースしたExcideだが、同アルバムに収録されている「Down In The Mouth」のビジュアライザーが公開された。アルバム「Bastard Hymns」からは他にも「Call Box」のMVが公開されている。
▼ Excide – Down In The Mouth (OFFICIAL VISUALIZER)
▼ Bastard Hymns – Spotify
昔懐かしのハードコア感
11/28リリースのニューアルバム「Bastard Hymns」から「Down In The Mouth」のビジュアライザーが公開となった。スタジオアルバムとしては2022年9月リリースの「Deliberate Resolver」以来、約3年ぶり、通算2作目となっている。Excideはジャンルとしてはハードコア・パンクということらしいのだが、この「Down In The Mouth」に関してはオールドスクールなハードコア感を感じた。ハードコアとハードコア・パンクの違いは聞かれてもよくわからないのだが…。
曲名の「Down In The Mouth」はもちろん「口の中に落ちる」といった意味ではなく、「意気消沈した・落ち込んだ」といった意味の慣用句である。その曲名の通り、歌詞はかなり破滅的と言うかダウナーと言うか、プラスなことは何も無い。「荒廃・落ちぶれ・這いずり回る」といった言葉が並んでいる。
「Down In The Mouth」は曲の前半と後半で多少雰囲気が異なる。前半は紛れもなくハードコアで、シャウトとツーバスドコドコが続く。特にツーバスパートは長く、このパートを考えた人はかなり◯畜なのではないだろうか…。管理人がハードコアと聴いて想像するハードコアとはまさにこういった感じである(そのためポストハードコアというジャンル名は今でも違和感を感じつつ使っている)。
後半になると、言葉で説明するのはなかなか難しいのだが、演奏が前半よりもメロディアスになり、耳馴染みがよくなる。とは言え前半に「比べて」ではあるが…。ハードコアだと好き嫌いが分かれるところだと思うのだが、全体的にExcideの楽曲はそこまででは無いという感じがする。
先行リリースされた「Call Box」のように、クリーンボーカルでメロディ的にも聴きやすいものもあるので、曲によってかなり雰囲気が異なると言えるだろう。とりあえずアルバムを一周してみる価値はあると思う。


