「WONDERWaLL」カバーをリリース&リリックビデオ公開
Bring Me The HorizonがSPotify限定で、言わずとしれたOASISの名曲「WONDERWaLL」のカバーを配信リリースし、リリックビデオも公開された。
▼ Bring Me The Horizon – WONDERWaLL (Spotify Singles – Lyric Video)
▼ WONDERWaLL (Spotify Singles
▼ WONDERWaLL – Spotify
どうしたって名曲は名曲
管理人個人的にはBMTHがOASISのカバーするんだ(好きなんだ)!?と、非常に驚きなのだが、とにかくBMTHの「WONDERWaLL」カバーが配信リリースとなった。これはSpotify Singlesというサービスのようで、「Spotifyが提供するオリジナルプログラムで、アーティストがSpotify限定でオリジナル曲やカバー曲を配信するものです」ということらしい。全く詳しくないのだが、もしかしたらSpotifyに登録しているアーティスト同士だと、楽曲の権利や許諾関係が楽になるのかもしれない。
率直に言って、生粋のOASISファンはこのカバーを好きではないと思う。だが雑食の管理人にとっては神曲だった。元曲の面影を残しているのはイントロ部分くらいで、その後は完全に「Bring Me The Horizon節」である。世の中には「カバーっ書いてるけどコピーじゃない?」と思う楽曲も数多いが、これは完全にカバーである。しかしそこはしっかりとカバーらしく、演奏は完全にBMTHではあるものの、歌メロは元曲をなぞっている。あの気だるい感じもそのままだ。
「WONDERWaLL」をここまでの名曲たらしめているのは、やはりその美しい歌メロだろう(異論は認める)。それがそのまま踏襲されているのだから、演奏がどうアレンジされようと、名曲は名曲のままである。BMTHのメンバーたちのバックボーン的に、OASISを聴いて育ったのかどうかはわからないが、同じUKバンドとしてジャンルは違えど、何か通じるところがあるのかもしれない。
今回Spotify Singlesというサービスを初めて知ったのだが、個人的にはどんどんやってほしい企画である。元曲を弄って欲しくないというカバー反対派の人もいると思うが、今回のように全く異なるジャンルのアーティストがカバーすることによって、どのような変化が生まれるのかが楽しめるのが魅力だと思っている。まあ御託は置いておいて、かつてイギリス国家とまで言われた名曲の現代風アレンジをヘビロテしながら記事を書いている。