「Top 10 staTues tHat CriEd bloOd」MV公開
5/24にニューアルバム「POST HUMAN: NeX GEn」を配信リリースしたBring Me The Horizonだが、同アルバムに収録されている「Top 10 staTues tHat CriEd bloOd」のMVが公開された。
シンプルに格好良し
管理人の記憶が確かならば少なくとも2回はリリースが延期された「POST HUMAN: NeX GEn」だが、突如として5/24に配信リリースされた(ディスク版はもう少し先になるようだ)。円盤で聴きたい古いタイプの人間である管理人は、先行リリースされたものを除いてまだ全ては聴いていない状態で記事を書いていることをご了承願いたい。
「POST HUMAN: NeX GEn」は「Post Human: Survival Horror」の続編にあたると勝手に思っていたので、当然EPかと思いきやリリースされてみたら16曲も収録されており、これは完全にアルバムと言えるだろう。今回MVが公開された「Top 10 staTues tHat CriEd bloOd」はその4曲目に収録されている曲だ。
ここ2~3作のBMTHの楽曲はそれまでの楽曲に比べて格段にキャッチーで聴きやすいものになっているが、この「Top 10 staTues tHat CriEd bloOd」に関しては特にその傾向が強い。しかしよく聴いてみると要所要所で小さくスクリームが重ねられていたり、ツーバスが挟まれていたり、しっかりとBMTHらしさがある。エレクトロニカ風のピコピコ音で一瞬曲の流れを切る部分などは”エレクトロコア”の代表的バンドとしてのツボもしっかりと押さえている。
MVに関してはなぜライトセーバーで戦っているのかなど細かいことは理解できないが、カッコいいからそれで良いのだ。大ジャンプを決めているバイクはトライアンフのロケット3だろうか…?もしくは撮影用に制作されたものだろうか。フロアで大盛りあがりしているMVだが、冒頭に出てくる少女はそのフロアの廃墟にいるという流れになっている。かつて大盛り上がりしていたフロアが崩れ、苔むしているというある意味退廃的なストーリーもBMTHっぽい感じがする。
というわけで早く全貌を聴きたいのでディスク版のリリースが待ち遠しくて仕方がない。Spotifyで聴けば良いのだが、あえて我慢して最大限に楽しみたいのだ。