「Made For The Misery」のリリックビデオ公開
9/19にアルバム「Die About It」のDX盤をリリースしたBad Wolvesだが、通常盤から追加収録されている「Made For The Misery」のリリックビデオが公開された。DX盤には通常盤からライブ音源も含めて10曲が追加収録されている。
▼ Bad Wolves – Made For The Misery (Official Lyric Video)
▼ Die About It(Deluxe) – Spotify
盤石オルタナティヴ・メタル
9/19リリースのアルバム「Die About It」のDX盤から「Made For The Misery」のリリックビデオが公開となった。「Die About It」は2023年リリースの4thアルバムで、DX盤には上にも書いたようにオリジナル盤から10曲が追加収録されており、「Made For The Misery」はその中の曲である。
歌詞についてはリリックビデオ、もしくはYouTbeの概要欄を参照して欲しいのだが、非常に破滅的と言うか暗い。すごく端的に言うと、「私は破滅、私は損傷 私は何になってしまったのか」→(私は)「Made For The Misery(破滅のために作られた)(何か)」ということになるのだろうか。
曲調に関して言えば、(別に悪い意味ではなく)オーソドックスオルタナティヴ・メタルという感じである。この辺は所属レーベルであるBetter Noise Musicのバンド全体的に言えることでもあると思う(もちろん例外もいる)。他の記事も散々書いてはいるのだが、演奏はそこまでテクニカルではないものの、それなりにヘヴィで聴き応えはあるものとなっている。しかし一番注目すべきは特にサビの歌メロの美しさだろう。
もちろんレーベルの中のことは何も知らないが、審査基準として確実に「歌メロの美しさ・キャッチーさ」が含まれていると思っている。Bad Wolvesも、今回リリックビデオの公開された「Made For The Misery」に関してももちろんそうである。
まあ強いて言うならいわゆるゲームの完全版商法のように、音楽に関してもDX盤商法が非常に増えていることだ。10年、20年前の名盤に未発表曲が追加されるというのであれば喜んで買うが、1, 2年前のアルバムではオリジナル盤を買った人(管理人とか)が可愛そうな気もする。まあ大部分の人はストリーミングサービスで聴いている時代かもしれないが、わざわざ円盤を買うような旧態依然の人にとっては、だが。


