【デラックス盤からの刺客】Bad Wolvesが新曲「Made For The Misery」のリリックビデオを解禁
米国カリフォルニア州ロサンゼルスを拠点に活動し、ビルボードのメインストリーム・ロック・チャートで何度も首位を獲得するなどモダン・ラウドロック・シーンのトップランカーとして君臨するBad Wolves (🔍公式YouTube)。彼らが、名門レーベルBetter Noise Musicよりリリースされた3rdアルバム『Die About It』のデラックス・エディションより、注目の新曲「Made For The Misery」のオフィシャル・リリックビデオを公式YouTubeチャンネルにて公開した。
Bad Wolvesは、元The Acacia Strainのダニエル “DL” ラスキヴィッツ(Daniel “DL” Laskiewicz)をメイン・ヴォーカルに迎え、ドラマーのジョン・ボークリン(John Boecklin)ら百戦錬磨のミュージシャンによって結成された実力派アクトだ。プラチナム・セレクトを獲得したヒット曲「Zombie」の世界的熱狂をはじめ、メタルコア由来のエクストリームな重低音と、一度聴いたら忘れられないキャッチーなメロディラインを融合させた唯一無二のサウンドスタイルで世界中のロックファンを魅了し続けている。
今回公開された「Made For The Misery」は、計9曲もの未発表トラックやオルタナティヴ・バージョンを追加収録した『Die About It (Deluxe Edition)』のハイライトを飾る重要曲だ。元IssuesのギタリストであるAJ・レボロ(AJ Rebollo)が加入した新体制のもとで制作された本作は、バンドが誇る圧倒的な音圧と洗練されたソングライティングが極めて高い次元で結実しており、彼らの現在地を示すヘヴィ・アンセムとして大きな話題を呼んでいる。
▶"💡米国ロサンゼルス発のラウドロック・バンドBad Wolvesが、アルバム『Die About It』デラックス盤より新曲「Made For The Misery」のリリックビデオを解禁!ダニエル “DL” ラスキヴィッツによる哀愁漂うクリーンボーカルと喉を絞り出すような情熱的なシャウトが、地鳴りのような重低音ギターリフと強烈なドラムビートの上でエモーショナルに炸裂!タイトルの「苦難のために生まれた」が象徴するように、内面的な葛藤や逃れられない宿命をテーマに描いた重厚な世界観が展開される。モダン・ハードロック/オルタナティヴ・メタルの真骨頂を凝縮した必聴の最新トラックだ!"
▼ Bad Wolves – Made For The Misery (Official Lyric Video)
▼ Die About It (Deluxe) – Amazon Music
▼ 「Made For The Misery」も収録されているアルバム「Die About It」!!
【重厚なローエンド】激しさと哀愁が同居する緻密なサウンドメイキング
「Made For The Misery」のトラックメイキングにおいて最も際立つのは、重低音を限界まで強調したギタリフと、直線的で圧倒的な推進力を生み出すドラムビートの絶妙なコンビネーションだ。タイトにチューニングされた低音ギターは、ミュートを効かせたザクザクとした刻みと重圧なコードストロークを巧みに使い分け、フロアを揺らすような肉体的な衝撃を聴き手に与えてくれる。
ヴォーカルを務めるダニエル “DL” ラスキヴィッツの表現力の幅広さも見事というほかない。AメロやBメロで見せるダークで抑圧されたローエンドの歌いまわしから、サビへと向けて徐々にボルテージを引き上げ、一気に解放されるエモーショナルなハイトーン歌唱へのシフトは実に流麗だ。元The Acacia Strainというキャリアで培った荒々しい咆哮と、ラジオフレンドリーな美しいメロディラインが見事な対比を描き出している。
名エンジニアであるジョセフ・マックイーン(Joseph McQueen)が手掛けた音響設計も、このヘヴィなアンサンブルの完成度を飛躍的に引き上げている。重低音がズシリと腹に響くソリッドな低音域のパンチ力を保ちながらも、各パートの音の分離感がクリアに保たれており、モダン・ハードロックとしての洗練された解像度を獲得している点が極めて優秀だ。
ヘヴィメタル特有の攻撃的なアグレッションと、スタジアム・ロック級の大胆でキャッチーなフックが見事に高次元で昇華された「Made For The Misery」。重厚な音圧に打ちのめされながらも、ふと気づけばサビのフレーズを口ずさんでしまうような構成力は、まさにBad Wolvesというバンドが持つ真骨頂であり、モダン・ラウドシーンの最前線で支持され続ける理由を力強く物語っている。
【内面的な苦悩】視覚エフェクトとグラフィックが描き出す暗黒世界
今回解禁されたリリックビデオでは、楽曲が持つダークでシリアスなテーマ性が、スタイリッシュなグラフィックとシネマティックな映像演出を通して視覚的に表現されている。無機質な廃墟のシチュエーションやダークトーンの色彩設計、そして音の波形やビートと完璧にシンクロして明滅するタイポグラフィが、聴き手を一瞬で楽曲の持つ深い没入感へと引きずり込んでいく。
タイトルの「Made For The Misery(苦難のために作られた)」という言葉が象徴するように、この楽曲で語られるのは、自分自身の中に潜む逃れられない内面的な苦痛や、不条理な宿命に対する鋭い葛藤だ。自ら不快な環境へと踏み込んでしまう自己破壊的な葛藤や、終わりの見えない苦難のループの中で抗い続ける精神構造が、リリックのタイポグラフィを通じて強烈なリアリティをもって眼前に突きつけられる。
あえてメンバー本人の出演を抑え、グラフィックと歌詞のビジュアル表現に特化したこのビデオ・アプローチは、楽曲そのものが持つメッセージ性と重厚なサウンドの良さをストレートに引き立てている。文字が画面上で激しく明滅し、サウンドのキメと連動して展開する演出は、リスナーの聴覚と視覚の双方を刺激し、作品の世界観をより一層深いものへと昇華させている。
アルバム『Die About It』デラックス・エディションのリリースを経て、バンドとしての結束と音楽性をさらに強固なものへと進化させたBad Wolves。オルタナティヴ・メタルとモダン・ハードロックの可能性を押し広げ続ける彼らのアグレッシブな進撃は、これからも世界のラウド・ロックシーンを力強く牽引していくはずだ。さらなるスケールアップを遂げる彼らの今後の動向と次なるステージから、これからも一瞬たりとも目が離せない。
























