「We Are The Dead (feat. Alex Terrible, Tom Barber)」先行リリース&MV公開
11/15にニューアルバム「Through Storms Ahead」をリリースするAs I Lay Dyingだが、同アルバムに収録される「We Are The Dead (feat. Alex Terrible, Tom Barber)」が先行配信リリースされ、MVも公開された。
アメリカンなメタルコア
前作「Shaped by Fire」がリリースされたのが2019年の9月なので、約5年ぶりの新作となる新作「Through Storms Ahead」がリリースとなるAs I Lay Dying(以下、AILD)だが、その中から「We Are The Dead (feat. Alex Terrible, Tom Barber)」が先行配信リリースとなった。フィーチャーされているAlex Terrible, Tom Barberの2名だが、Alex TerribleはアメリカのデスコアバンドSlaughter To Prevailのボーカリスト、は同じくアメリカのデスコアバンドChelsea Grinのボーカリストとのことだ。
正直な所管理人はAILDのアルバムをすべて聴いているわけではなく、そこまで詳しいわけではない。しかし2005年にリリースされたアルバム「Shadows Are Security」を聴いた時の衝撃を今でも引きずりながら、ちょくちょく情報をチェックしているという感じだ。上にも書いたように約5年ぶりの新作となる「Through Storms Ahead」だが、今回リリースされた「We Are The Dead」を聴いた限りでは、正統派のアメリカンなメタルコアを続けているように思う。別に比較するものでもないかもしれないが、特にギターの音作りがUNEARTHにそっくりであるように感じた。
「We Are The Dead」に限って言えば、完全にギターソロよりもリフを聴く楽曲である。ジャキジャキを超えてザギザギ聴こえるくらいのギターで奏でられるリフは、特に管理人のようなリフ派の人間には突き刺さるだろう。もちろんソロもあるのだが、(失礼かもしれないが)”一応ある”くらいのレベルに留まっていると思う。メインはあくまでもリフだ。
Tim Lambesisのデスボイスももちろん良いのだが、今回はAlex Terrible, Tom Barberの2名のデスコア・バンドのボーカルが参加していることもあってか、同じデスボイスと言っても異なる雰囲気を感じられる曲にもなっている。当たり前の事を言っているかもしれないが、同じデスボイスであっても十人十色であることを感じさせてくれるし、3人が入れ替わりながら畳み掛けるように放つデスボイスは単純にかっこいい。
AILDのアルバムは全て聴いているわけではないと書いたが、少なくとも今回のアルバムは管理人的には絶対に買いである。