「War Hearts」先行リリース&MV公開
10/18にニューアルバム「War Hearts」をリリースするFROZEN CROWNだが、同アルバムに収録される表題曲「War Hearts」が先行配信リリースされ、MVも公開された。(▶FROZEN CROWNの過去記事一覧)
着実な実績の積み上げ
FROZEN CROWNのニューアルバム「War Hearts」のリリースまで一ヶ月強と迫る中、新たに「War Hearts」が配信リリースとなった。前作「Call of the North」がリリースされたのが昨年(2023年)なので、相当なハイスピードリリースである。
世間的な評価はわかっていないのだが、管理人的にはこの”イタリアン・パワーメタル”とでも言うべきFROZEN CROWNは近年非常に気に入っている。メタルと言うとヨーロッパ〜北欧というイメージがあると思う。もちろんイタリアもヨーロッパなわけだが、その文化的な面ではかなり異なっていると思う。そんな彼らの送り出すパワーメタルがまた一種独特なところがあり、新鮮に感じているのかもしれない。
新たに助成ギタリストAlessia Lanzoneが加入してトリプルギターという編成になったためか、これまでよりもよりギターパートの自由度が増している感じがする。もちろん多ければ良いというわけではないが、選択肢が広がるのは確かであろう。そしてその演奏に乗るGiada “Jade” Etroのボーカルは、女性ボーカルとしては比較的低音寄りで、地に足のついた安定感のようなものも感じられる。女性ボーカルと言うと高音がどれだけ出るかということに注目されがちな気もするのだが、女性ボーカルの低音というのはそれはそれで男性ボーカルの低音とは違った美しさがあると思っている。
前置きが長くなってしまったが、今回リリースされた「War Hearts」はいつものFROZEN CROWNらしい、曲である。このように書くと語弊があるかもしれないが、これまでと大きな変更は無いように思う。しかしそのFROZEN CROWNがファンに受け入れられてきたのだから、少なくとも直近で大きく変える必要性も無いのだろう。
上にも書いたようにA・Bメロは低音寄りのボーカルでどっしりとした進行である。しかしサビはよく伸びるしっかりとした高音・美メロボーカルであり、しっかりとツボを抑えている。そしてこれは以前から同じであるが、メロディー的には北欧メタル寄り、ケルト音楽的なメロディーのように感じる。そもそもイタリアの音楽の生素地を知らないので単なる感想でしか無いのだが、少なくともFROZEN CROWNの音楽性に関してはそのように感じている。
FROZEN CROWNの結成は2017年のようだが、そのリリーススピードの速さから、「War Hearts」ですでに5作目のスタジオアルバムとなる。大きく変わっていないFROZEN CROWNに対して良しとするか、もう飽きたと感じるかで評価は分かれそうな気もするが、少なくとも管理人は良しとする側である。今作からNapalm Recordsという超有名レーベルからのリリースになっていることもあり、今後さらに飛躍していくのではないかと期待している。