新曲「Bloom」リリース&ビジュアライザー公開
Letters Sent Homeが同じSharpTone Recordsに所属するLUNA KILLSのコラボ曲「Bloom」を配信リリースし、ビジュアライザーも公開さた。Letters Sent Homeは6月にリリースした「A WIFE. A WHORE.」でのPentastoneとのコラボに続いて、連続でのコラボ曲リリースとなる。
▼ LETTERS SENT HOME & LUNA KILLS – Bloom (Official Visualizer)
▼ Bloom – Spotify
ジャンルは違えど最高だ
Letters Sent HomeとLUNA KILLSがコラボした新曲「Bloom」が配信リリースとなった。どちらもこのブログで記事にしているバンドなので、気になる人はぜひ読んでみて欲しいのだが(宣伝)、ジャンルで言えば結構違うバンドだと思う。Letters Sent Homeはオルタナティヴ系、LUNA KILLSはポストハードコア系バンドと言えるだろう。そんな2つのバンドだが、おそらくはレーベルメイトという繋がりでコラボに繋がったのではないかと思う。
結論から言えば非常に良曲だと思う。演奏はかなりエレクトロニカ系ではあるのだが、ギター音も入っているので、バンドファンが聴いても退屈するようなものではないだろう。メインはやはりLetters Sent Homeである。ダウナーなメロディーに、まさにオルタナティヴ系のダウナーなボーカルが非常によく合う。こういったメロディに果たしてLUNA KILLSが合うのかだろうかという懸念はもちろんあったが、完全に杞憂だった。
1:50辺りから曲調がヘヴィになり、同時にLUNA KILLSのデスボイスが入る。そこまでのオルタナティヴ調ももちろん良いし、途中でポスト・ハードコア調に切り替わるのも不自然さは全く無いし、LUNA KILLSの良さが最大限に生かされていると思う。「途中で曲調を変えているんだから合うのは当たり前だろ」と言われたら、まあもちろんそうなのだが…。
どちらのバンドも活動歴としてはまだかなり短めだが、今年に入って新作アルバムをリリースしており、そしてクオリティはとても高い。まさにこれから上昇気流に乗っていくのではないかというバンドだ。あの2つのバンドが昔コラボしていたなんて…!という日も来るかもしれない。あとはコラボ系記事ではいつも書いているのだが、コラボ楽曲は一度で二度美味しいので大好きである。もちろんバンド単体の新曲を聴きたいという人も多いと思うが、それは焦らなくてもこれからたくさんリリースしてくれることだろう。