「Angels Calling」先行リリース&MV公開
10/31にニューアルバム「Angels Calling」をリリースするSOLENCE だが、その表題曲となる「Angels Calling」が先行配信リリースされ、MVも公開された。スタジオアルバムとしては2023年2月にリリースされた「Hope Is a Cult」以来約2年半ぶり、通算5作目となる。
▼ SOLENCE – ANGELS CALLING (Official Lyric Video)
▼ Angels Calling – Spotify
エレクトロニコアのコア薄め
10/31にニューアルバム「Angels Calling」から表題曲となる「Angels Calling」が先行配信リリースとなった。リリースまで1ヶ月を切り、ついに表題曲という大物登場という感じだろう。そもそもSOLENCEをこのブログを取り上げるのは初めてである。個人的に名前は知っていたがちゃんと聴いたことは無く、今回たまたまネタが無かったので聴いてみたら思いの外良かったという感じだ。
この記事を見ている人には説明不要かもしれないが、肝心の管理人がバンドのことについて知らないので簡単に書いておこう。SOLENCEは2012年結成、スウェーデン出身の4人組バンドだ。ジャンルで言うと「エレクトロニックロック」、「エレクトロニコア」ということになるらしい。所属レーベルは管理人が信頼してやまないBetter Noise Musicで、それも初めて聴いてみた理由の一つである。
今回リリースされた「Angels Calling」を聴いただけの感想にはなるが、一般的に「エレクトロニックロック」、「エレクトロニコア」と呼ばれるジャンルよりもさらにエレクトロニカ成分が多い楽曲だと思う。演奏に関して言えば、ギター+ベース+ドラムス4割、エレクトロニカ(電子音)6割くらいというくらいには多いように感じた。じゃあどっちかと言うとエレクトロニカなんじゃないの?と思われるかもしれないが、そこはしっかりとバンドサウンドによって構成されたバンド音楽なのだ。その辺の絶妙な塩梅は管理人のような素人には「センスが良いんだな」としか表現できないのだが…。
エレクトロニカあり、ヘヴィなリフあり、そしてBetter Noise Musicらしいサビの歌メロの良さあり。非常に今更かもしれないが良いバンドに出会えたと思う。ジャンルの話で言えば、今はまだ「エレクトロ***」のような枕詞が付くが、特にポストハードコアにおいてはエレクトロニカとの融合は当たり前になってきている。そのうちそのような枕詞は外れていくのだろう。これだけジャンル名を連呼していてアレなのだが、管理人のようなただの音楽ファンにとっては、別にジャンル名なんてどうでもよくて、曲が良ければそれで良いのだ。